• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

ブームタウン・バンコクは円安にも揺るがない

  • 三田村 蕗子

バックナンバー

2015年2月5日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 経済成長著しい東南アジアの空気に触れたいと、バンコクに生活の拠点を移した経済ライターの三田村蕗子さん。アジア経済のハブとして成長中のこの都市の中でも、特にブームタウン(boomtown、急成長中の街)化しているのは…

 小学部と中学部を合わせて生徒数は約3000名。
 小学部のクラス数は全学年合わせて68クラス。
 生徒数は毎年増えて、小学1年生のクラス数は14にもおよぶ。

 まるでタイムマシンに乗って、団塊世代の少年少女時代に戻ったかのようなマンモス校が校舎を構えるのは日本ではない。タイの首都バンコクにある泰日協会学校(バンコク日本人学校)だ。

 主に駐在員の子弟が通う同校の設立は1926年。世界でもっとも長い歴史を持つこの日本人学校は、少子化で縮小する母国の学校を尻目に、右肩上がりで生徒数を増やしてきた。ここ数年、増築を繰り返しているため、運動場は狭くなる一方だ。

 そして、ついに2014年に同校は大きな決断を下した。これまでは、親がバンコク以外の地域に勤務している場合でも、子どもはバンコク校への通学が可能だったが、方針を変え、「バンコク校はバンコク勤務の駐在員の子弟に限る」という通達を出したのだ。これはすなわち、学校がもうパンク状態だということ。バンコクに日系企業があふれ、日本人が氾濫していることの証明だ。

巨大な日本人向けマーケット

 町を歩いていると否応なく飛び込んでくる日本語、日本食、日本製品。私が住んでいるソイ(通り)だけでも、日本の居酒屋が6軒はある。徒歩20分圏内には、CoCo壱番屋、リンガーハット、大戸屋、モスバーガー、沖縄から進出した居酒屋「目利きの銀次」もある。ダイソーだって出店している。もう少し足を伸ばせば、名古屋から進出した手羽先の店「世界の山ちゃん」だって利用可能だ。日本式のクリーニング店や整体の店も揃っている。チェーン店だけでなく、独立系も多い。バンコクで成功を勝ち取ろうと日本から進出する企業、現地で起業した企業がしのぎを削り、激しいバトルを繰り広げている。

 そのバトルが狙うマーケットは、まずバンコクに住む日本人だ。

「バンコク繁盛記」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授