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フォルクスワーゲンがEVを日本で発売した理由

e-up!は違和感のなさが特徴

2015年2月17日(火)

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フォルクスワーゲングループジャパン(VWJ)が発売したEV「e-up!」

 このところ小さいクルマを取り上げることが続いているが、今回のテーマは独フォルクスワーゲン(VW)が、日本でもこの2月から受注活動を始めた、同社で初めての量産電気自動車(EV)「e-up!」についてである。e-up!のベースになった「up!」は、VWの新世代の小型車として2011年秋のフランクフルトモーターショーでお披露目されたのだが、このイベントのことは、筆者個人としても印象に残っている。

 up!の量産モデルの発表に先立ち、同社はコンセプトモデルとして「up! Concept」を2007年秋のフランクフルトモーターショーで発表したのだが、このコンセプトモデルはVWの象徴ともいうべき初代「ビートル」の伝統を引き継ぎ、リアエンジン・リアドライブの駆動方式を採用していた。つまり、up! Conceptには、21世紀のビートルを目指すという同社の意図が込められていた。

2007年秋のフランクフルトモーターショーで公開されたコンセプト車「up! Concept」

 2011年秋のフランクフルトショーに参加する機会に恵まれた筆者は、そのショーでup!の量産モデルがお披露目されるとあって、大いに期待しながらVWのブースに向かった。多くのジャーナリストが同じように考えたらしく、同社のブースで開催されたプレスブリーフィングは立すいの余地もないほど混雑していた。

 同社幹部によるプレスブリーフィングが終わり、人波をかき分けてやっと実車にたどり着くと、どうも様子がおかしい。すでにボンネットを開けているジャーナリストがおり、見るとそこにエンジンが収まっているではないか。そう、筆者は量産モデルもリアエンジンになると思い込んでいたのだ。それがフロントエンジンだと分かった時のガッカリといったら…。

コメント1件コメント/レビュー

ビジネス目線といううよりも、ユーザー目線での記事だと思います。なぜEV専用設計でないのか、という目線で書いてもらいたかったな。この車立ち位置がはっきりするのに。(2015/02/17)

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「フォルクスワーゲンがEVを日本で発売した理由」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネス目線といううよりも、ユーザー目線での記事だと思います。なぜEV専用設計でないのか、という目線で書いてもらいたかったな。この車立ち位置がはっきりするのに。(2015/02/17)

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