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遺骨を「ゆうパック」で送る時代

漂流する墓 (下)

2015年2月18日(水)

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ゆうパックで「遺骨」が送れる!?

 埼玉県熊谷市にある曹洞宗・見性院には毎週のように「遺骨」が、宅配便で送られてくる。遺骨は、ペットの骨や化石などではない。れっきとした火葬後の人間の骨である。

 遺骨の配達は、大手宅配会社のほとんどは受け付けていないが、日本郵便のゆうパックならば「配送可能」というのだ。

 見性院の住職・橋本英樹さん(49)が、ゆうパックを使った「送骨サービス」を受け付け始めたのが2013年10月のこと。寺に届けられた遺骨は本堂で供養した後、境内の永代供養塔に合同納骨という形で納められる。送骨による永代供養を希望する者は、見性院のホームページなどから申し込み、寺が用意してくれる専用の段ボール箱に骨壺を入れて送るだけだ。

 永代供養の基本料金は3万円(送料別)。月に遺骨3~5柱が見性院に届けられるという。

届けられた遺骨を開封する橋本さん

「社会の負の部分」を背負って死んでいく人たち

 この送骨に異論を唱える人は多い。

 「遺骨をモノ扱いしてとんでもない」「破戒も甚だしい」――。

 「送骨」という一見、乱暴な名称だけを拾い上げれば、こうした怒りももっともに思える。

 だが、橋本さんが、糾弾覚悟でこのサービスを始めたのには、理由がある。

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「遺骨を「ゆうパック」で送る時代」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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