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「勉強大好き!」農業女子式“進化論”

「学びの場」としての農業でチャンスをつかめ

2015年2月27日(金)

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 農業が人を引きつけるわけは様々にある。自然が好きだからという人がいる。田舎暮らしにあこがれてという人もいる。もちろん、農業の将来を考えれば、ビジネスチャンスを見いだす人はとくに大切だ。今回はそのバリエーションの1つ、農業は「学びの場」になると気づき、参入した女性を紹介したい。

家庭菜園、新規就農、どちらもウエルカム

「ここを学びの場にしたい」と話す高橋有希さん(千葉市)

 「自給自足的な生活をしたいですか」。1月半ば、千葉市の郊外の畑に囲まれたビニールハウス。高橋有希は集まった3人の女性に説明を始めた。「家庭菜園をしたい。新規就農したい。どんな人でもウエルカムです」。

 高橋はここで野菜の育て方を教える教室を開いている。初心者が、農薬を使わない有機栽培で野菜をつくれるようにするための教室だ。2006年に始めてから、延べ400人弱が受講した。この日は、春夏野菜の受講者を募るための説明会だった。

 ハウスのなかの説明が終わると、3人を連れて畑に出た。ルッコラや春菊などを次々にちぎり、3人に手渡した。「おいしい!」。躊躇なく口にできるのは、農薬を使っていない強みだろう。一通り畑を回り、もう一度ハウスに戻ると、今度は野菜を調理してふるまった。ここでも参加者は「おいしい」を連発した。

 とれたての野菜をその場で食べてもらうのは、来訪者と畑の距離を縮める最良の方法だ。よく練れた段取りで、教室の目的と仕組みをてきぱきと説明していく。そのなかで、彼女はさりげなく肝心なことを言った。

 「私も一生懸命勉強しています。みなさんにも、それを教えていきたいと思います」

野菜の味を確かめる説明会の参加者たち

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「「勉強大好き!」農業女子式“進化論”」の著者

吉田 忠則

吉田 忠則(よしだ・ただのり)

日本経済新聞社編集委員

1989年京大卒、同年日本経済新聞社入社。流通、農政、行政改革、保険会社、中国経済などの取材を経て2007年より現職。2003年に「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ビル・エモット 英エコノミスト誌元編集長