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カイゼンの主役は「おばちゃん」

サンドイッチ工場でもセル生産方式

2015年2月26日(木)

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 「どうせやるならコラムにしちゃう?」

 デスクにこう言われたのは、つい10日前のこと。日経ビジネス本誌2015年2月23日号のスペシャルリポート「中小企業の頼みの綱 現場を生き返らせる元ソニーマンの改善魂」を校了して間もなくのことだった。

 「といいますと?」

 「今回のスペシャルリポートの連動企画として、具体的なカイゼンの中身をオンラインに掲載することになっていたでしょう。今後もカイゼンの取材を多くするのだったら、いっそのことコラムにするのも手かもよ」

 「お~、なるほど~~」

 そんな発想、全くなかったなぁ。と、ここで筆者の頭の中に、すぐにでもやらないといけない、あんなことやこんなことが思い浮かぶ。うーん、果たしてコラムを続けていくだけの時間的余裕があるものか…。

 と同時に、ワクワクする気持ちも芽生えてきた。もしかすると、これは願ってもないチャンスなんじゃないのか? 少し考えて、こう返した。

 「いいですね。やりましょう」

 「よし、そうしよう!」

 この時のワクワクする気持ち。その正体は「オタク仲間を増やしたい」というものだ。

 というのも、筆者は何を隠そう「カイゼンオタク」である。製造現場のカイゼンを取材するようになって十ウン年。日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)編集部に所属していた時代にムダとりコンサルタントとして知られる山田日登志氏を取材したのがきっかけで、カイゼンの面白さにどっぷりとはまってしまった。いまでは、カイゼンとは全く関係のない取材でも、工場に行けば、どこにムダがあるかを探してしまう。

 ムダが見えるようになると、工場を見るのが劇的に楽しくなる。取材だけではない。一般に公開されている工場見学に行っても、人一倍、楽しめる。だって、工場で働いている人にも見えていない(かもしれない)ムダが、見えてしまうのだから。

 しかも、この楽しみはちょっとしたコツを覚えるだけで手に入る。筆者だけが特別、センスがいいわけでもないのだ。

 本コラムは、より多くの人をカイゼンオタクにしたいとたくらむ筆者が、すごいと噂のカイゼン現場に潜入。どこがすごいかを「オタク目線」で解説していくものだ。

 さあ、一緒に現場に潜入しよう!

コメント9件コメント/レビュー

事例としては良いと思いますが、こういうのって、「自称複雑系」のエリート君がやらないと給料払っている意味無いって思うのは私だけですかね。(2015/02/27)

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「カイゼンの主役は「おばちゃん」」の著者

池松 由香

池松 由香(いけまつ・ゆか)

日経ビジネス記者

北米毎日新聞社(米国サンフランシスコ)で5年間、記者を務めた後、帰国。日経E-BIZ、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ものづくりの記者を経て、2014年10月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

事例としては良いと思いますが、こういうのって、「自称複雑系」のエリート君がやらないと給料払っている意味無いって思うのは私だけですかね。(2015/02/27)

モノ作りの仕事をしている人の多くはきっと、「コンベヤーラインの方が効率がいいに決まってるじゃん」と思っているだろう。筆者もこの考えに部分的には賛同する。コンベヤーラインの方が確かに、同じモノを大量に作る場合は効率がいいと思う。  ↓コンベヤラインの方が効率がいいと思っているもの作りの仕事をしている人は、いても、ごく少数では?ーーーーーそんなにたくさん作らなくていい場合は、断然、セル生産!  ↓たくさんつくる場合もセル生産がいいという認識が一般的になっているのでは?ーーーーー筆者は、カイゼンを全く実施していなかった工場にコンサルタントが入るや、現場の猛反発を食らう場面を何度も目の当たりにしてきたからだ。  ↓カイゼンを全く実施していなかった工場なんて、今どき、あっても、ごく少数派と思う。現場の猛反発を食らう場面を何度も目の当たりにしてきた・・・って、ほんとうだろうか?(2015/02/26)

最初のコメントがすごいので逆に記事を読んだが、面白かったです。確かにやや癖があってとっつきにくい印象はありますが、私は逆にフェル氏の文章が嫌味で読めません。まあ、「おばちゃん」の連発はいかがなものかとは思いましたが。パートだろうが何だろうが、ムリムダムラがなくなれば自分たちがその分楽になります。楽になって給料が増えれば(もしくは職場が消滅せずにすむのであれば)、誰でも納得してやります。ムリにオヤジ目線で書かなくてもいいのでは?あまり筆者に盛り上がられると、読むほうもシラケますから。(2015/02/26)

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