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「長屋」で攻めるパナホーム

ASEANの中間層に「イエ」を売る

2015年2月27日(金)

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マレーシア・クアラルンプール郊外の新興住宅地の様子

 「碁盤の目のように整備された道路」「等間隔で建てられた街灯」「ほぼ同じデザインの新築住宅」「子供が安心して遊ぶことができる公園」――。

 マレーシアの首都クアラルンプールの中心地からクルマで約1時間。2月上旬に現地を訪れた筆者の目の前には、いわゆる日本の新興住宅地の光景が広がっていた。

 意外に思われるかもしれないが、マレーシアでは現在、中間層向けの住宅開発が盛んだ。筆者が訪れた新興住宅地もその一つ。現地の総合不動産(デベロッパー)が開発したものだ。一見すると日本の新興住宅地と変わらないが、よく見るとマレーシア独自の文化が随所に取り入れられている。

マレーシアで主流の「長屋」

 まず外観に違いがあることに気付く。マレーシアの中間層向け住宅は、二階建ての住宅を十戸程度つなげた「リンクハウス」と呼ばれる住宅形式が主流。日本で言うところの「長屋」だ。実際、現地で筆者が目にしたのはすべてリンクハウスだった。マレーシアでは「一軒屋は富裕層が住むもの」という認識が一般的なのだろう。

現地デベロッパーが手掛けた「リンクハウス」

 家の内部も日本とやや異なる。現地のデベロッパーに売れ残っていた戸建て住宅の中を見せてもらったが、天井の高さに驚かされる。3mが一般的であり、日本に比べて60cmほど高い。

 さらにマレーシアでは中間層でも住み込みのメイドを雇うことがあるため、専用部屋もあった。やや高級なリンクハウスではキッチンが2つあるという。「一つはリビングで料理を温めるだけの『見せる』キッチン、もう一つはメイドが料理するのに使う『本物』のキッチンだ」(現地デベロッパーの担当者)。

リンクハウスの中の様子。ショールームのように家具や家電が据えつけられていた

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「「長屋」で攻めるパナホーム」の著者

佐伯 真也

佐伯 真也(さえき・しんや)

日経ビジネス記者

家電メーカーで約4年間勤務後、2007年6月に日経BP社に入社。専門誌・日経エレクトロニクスで、デジタル家電やディスプレーなどの最新技術動向を執筆。2013年1月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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