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「音楽の女神」に多彩な調べ

選曲の謎を解け@教育芸術社(1)

2015年3月5日(木)

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 開店休業を装って内偵を続けておりました成毛探偵社、今回の訪問先は西武池袋線で池袋の一駅隣、椎名町駅近くの住宅街に位置する教育芸術社であります。

戦前から芸術家が多く住み「池袋モンパルナス」と呼ばれたエリアに位置する教育芸術社。大通りから一本入った静かな住宅街である。(写真:鈴木愛子、以下同)

 教育芸術社は、小中高の音楽の教科書を手がける会社で、都立日比谷高校で使われている『MOUSA』も、同社によるものだ。いまどきの教科書はどれも大きくてカラフルで楽しそうなのだが、音楽の教科書もまた、ボクが高校生の頃のものとは様変わりしている。見ていると、実に楽しそうなのだ。

音楽教科書『MOUSA』との出会いは東京・大久保の「第一教科書」にて。「おぉ!ジャズのレコードジャケットとか載ってるよ!」と盛り上がったのだった(連載第2回「教科書の聖地、新大久保へ潜入!」参照)。

多彩の中の「謎」を解明するぞ

 楽譜・クラシックの作曲家の肖像画・年表の印象が強かったが、最近のものはそうではない。ロックの系図や三味線の奏法やオペラ『フィガロの結婚』のいささか複雑な登場人物相関図、ジャズのレコードジャケット、音楽著作権についてのコラム、ギターのコード表など盛りだくさん。楽譜のバリエーションも負けておらず、ディープ・パープルの『スモーク・オン・ザ・ウォーター』、いきものがかりの『ありがとう』、松田聖子の『青い珊瑚礁』などが掲載されている。その一方で、『故郷』『ちいさい秋みつけた』『オー・ソレ・ミオ』などいかにもな曲も健在だ。

『フィガロの結婚』のフクザツな人間関係。「今夜は結婚!…なのに」「結婚して!でも実は息子だ!」。気になる人物相関図である。

 今どきの音楽の教科書には、多様性がある。いきなり結論めいたことを言って恐縮だが、大人の音楽の教養は、これ1冊でなんとかなる。

 ただ、記載が多様であるがゆえに、なぜ『ハイウェイスター』ではなく『スモーク・オン・ザ・ウォーター』なのか、なぜ中森明菜ではなく松田聖子なのかという疑問が生じる。さらにいえば、『サザエさん』をヴォイス・パーカッション付きのアカペラにアレンジし掲載している理由も謎だ。それら解明するため、S巻Y瀬を引き連れて、いざ、見参。

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「教科書を追え!  成毛探偵社」のバックナンバー

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「「音楽の女神」に多彩な調べ」の著者

成毛 眞

成毛 眞(なるけ・まこと)

成毛探偵社代表

1955年生まれ。書評サイトHONZ代表、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授、元マイクロソフト社長。2014年、成毛探偵社代表に就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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