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航空業界の「第四極」目指すピーチ

ついに、首都圏決戦が始まった!

2015年3月4日(水)

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 日本国内にLCC(格安航空会社)が誕生して、早くも3年が過ぎた。現在、国内では4社のLCCが競い合うが、そのうち最も早く就航したのがピーチ・アビエーションだ。

 ANAホールディングス(ANAHD)と香港の投資ファンド、そして産業革新機構が出資するピーチは、2012年3月1日、関西国際空港を拠点に就航。当初は札幌線と福岡線の国内線2路線のみで、機材もエアバスA320型機(180席)が3機しかなかった。

2012年3月に初就航したピーチ。最近では路線数を増やし、国内外の空港で、鮮やかなピンク色の機体を目にすることができる(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 現在では14機のA320で、国内線10路線、国際線7路線の計17路線を運航。1日に1万人以上が利用するほど成長した。

 この3年を振り返ると、国内LCCを巡っては、大きな動きがいくつも見られた。

 中でも象徴的なのが、アジア最大のLCC、マレーシアのエアアジア・グループがANAHDと組み、エアアジア・ジャパンを設立したものの、2012年8月の就航から1年も経たずに提携が解消されたことだろう。日本人が利用しにくいエアアジア独自のシステムや、エアアジアとANAHDの方向性の対立などが原因とされている。

 エアアジア・ジャパンの撤退は、海外で成功したLCCのビジネスモデルが、必ずしも日本で受け入れられるわけではない、ということを証明した。

 だがピーチは、そうした声を払拭しようと必死に運航を続けてきた。

 2014年3月期には、就航から2年1カ月で単年度黒字を達成。累計搭乗者数も、就航3周年前日の今年2月28日に800万人に達した。井上慎一CEO(最高経営責任者)によると、「搭乗率は9割を超えている」という。

 そして、3月末には成田国際空港を発着する路線を3路線に増やすなど、首都圏での存在感も高めつつある。大手、中堅、LCC……。さまざまなプレーヤーが群雄割拠する日本の航空業界で、なぜ、ピーチは成功をすることができたのだろうか。

コメント1件コメント/レビュー

旧エアアジアJ、バニラ、ジェットスターJと、ひととおり利用してみて、エアアジアは論外として、バニラもジェットスターも、運航乗員や地方空港のスタッフはしっかりしているが、成田地上係員の質があまりにも酷すぎる。高校生のバイトか、という水準だ。ピーチの成田就航を首を長くして待っています。(2015/03/04)

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吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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旧エアアジアJ、バニラ、ジェットスターJと、ひととおり利用してみて、エアアジアは論外として、バニラもジェットスターも、運航乗員や地方空港のスタッフはしっかりしているが、成田地上係員の質があまりにも酷すぎる。高校生のバイトか、という水準だ。ピーチの成田就航を首を長くして待っています。(2015/03/04)

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後藤 忠治 セントラルスポーツ会長