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明日開業!北陸新幹線が運ぶ地方創生の「春」

開通で高まる企業移転の機運

2015年3月13日(金)

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東京と金沢を2時間半で結ぶ北陸新幹線開業まで1カ月に迫った。首都圏までのアクセス向上で、北陸地域の持つ潜在力に注目が集まる。企業の移転機運も高まり、地方創生の優等生になる可能性を秘める。

(写真=読売新聞/アフロ)

 1月中旬、雪が降り積もるJR富山駅は工事の真っただ中にあった。ホームを降りた乗客は駅のあちこちに設けられた仮囲いの間を縫うようにして改札口に向かう。駅前には土産物屋やレストランが集まる大きなプレハブが立ち並び、雑多な印象だ。

 しかし、駅を出て振り返ると駅舎のすぐ隣に白を基調とした大きな建物がそびえ立つ。3月14日に開業する北陸新幹線の駅だ。建物は完成し、今は内装工事や駅前の整備、在来線の高架化工事が急ピッチで進められている。「この店も3月12日で終わり。プレハブは取り壊されるからね」。名物の「ます寿司」を売る土産物店主は名残惜しそうに話すが、表情はどこかうれしそうだ。

 3月に向けて着々と準備が進むのは富山県だけではない。「新幹線が春を連れて、やってくる」。石川県の金沢駅には、こんなキャッチコピーのポスターがあちこちに張られている。

 金沢駅も周辺施設の整備の仕上げ段階に入った。駅構内の商業施設「金沢百番街」内に昨年7月、飲食・土産物施設を集めた「あんと」が先行オープンした。石川県の名物が一度に手に入る利便性が話題を呼び、観光客だけでなく地元住民の贈答用としての利用も多いという。「新幹線開業を見込んだ周辺施設の開発は、住民にとってもメリットが大きい」と関係者は話す。

 北陸新幹線の長野~富山・金沢間開業を目前に控え、北陸エリアの富山、石川両県は今、活気づいている。新幹線開通後は、現行の鉄道で3時間50分かかった東京~金沢間が2時間28分に、3時間11分かかった東京~富山間が2時間8分と約1時間、短縮される。それに伴い、首都圏をはじめとする他地域からのアクセスが容易となり、交流人口の増加が期待されている。

首都圏へのアクセスが容易に
●2015年3月に開業する北陸新幹線の路線図

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「明日開業!北陸新幹線が運ぶ地方創生の「春」」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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