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なぜ「ヘヤジンプライム」は賃貸仲介手数料を無料にできたのか

イタンジ|賃貸物件情報サイトの運営

2015年3月9日(月)

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不動産管理会社が持つ賃貸物件の情報をネットで利用者に直接提供する。仲介会社を介さないことで、契約時の初期費用を抑えられる。

スマホでセルフ内見も
仲介手数料が無料の物件情報をスマートフォンでも確認できる。今年中にスマホが鍵代わりになるサービスも始める予定(写真=陶山 勉)

 進学や就職、異動に伴う引っ越しシーズンが近付いてきた。良い物件を少しでも安く借りたい──。そんな消費者の思いとは裏腹に、賃貸契約時の費用は高くつくことが多い。その一因が不動産仲介会社の存在だ。

 仲介会社は、不動産のオーナーや管理会社から委託を受けて、物件を消費者に紹介する。消費者は幅広い物件情報を得られる半面、賃貸契約時には家賃の1カ月分程度の仲介手数料を支払わなければならない。内見時には案内役の仲介会社に長時間拘束され、目当ての物件以外を薦められることもある。悪質な仲介会社になると、「釣り物件」と呼ばれる架空の希少物件情報で入居希望者の関心を引こうとする。

単身女性に人気

 高くなりがちな契約費用を抑え、入居希望者が気軽に物件を探せる環境を整えたい。そんな思いから、イタンジが2014年春に始めたサービスが「セルフ内見」だ。

 希望者はまず、イタンジのサイトなどから内見を申し込み、不動産管理会社に身分証明書のコピーを提出する。あらかじめ指定した日時に、見たい物件の前でイタンジ社員と待ち合わせて、利用者が自由に内見する仕組みだ。イタンジ社員は鍵を開けるなど最低限の業務のみ携わる。他の物件を薦められることはなく、イタンジ社員と無理に会話をする必要もない。内見希望者が単身女性の場合はイタンジもできるだけ女性社員を派遣し、利用者が安心して内見できる環境を整えている。

 不動産管理会社が仲介会社を利用するのは、物件の内見依頼を受けても管理会社が立ち会いに人手を割けない事情もあるからだ。イタンジは管理会社から直接、物件情報をもらい、自社の社員を内見の立ち会いに活用することで、仲介会社を介さない仕組みを作り上げた。セルフ内見は単身女性を中心に人気を集め、現在は月に1000件ほど実施している。

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「なぜ「ヘヤジンプライム」は賃貸仲介手数料を無料にできたのか」の著者

須永 太一朗

須永 太一朗(すなが・たいちろう)

日本経済新聞証券部

2003年一橋大学社会学部卒業、日本経済新聞社に入社。西部支社(福岡)で警察、企業、県政を順に担当。その後は主に証券部で日本株相場を取材。14年3月、日経ビジネス記者に。17年4月、日本経済新聞証券部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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