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関空がLCCに選ばれるワケ

ピーチ、ジェットスターに続き春秋航空も!

2015年3月11日(水)

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 日本のLCC(格安航空会社)元年と言われた2012年から、3年が経った。

 この3月には、関西国際空港を拠点とするピーチ・アビエーションが就航4年目に入った。成田国際空港を拠点とするジェットスター・ジャパンも、2014年6月からは関空を第2拠点化。今年2月28日には、ジェットスター・ジャパン初の国際線となる関空~香港線を、週3往復飛ばし始めている。

2月28日から関空~香港線を飛ばし始めたジェットスター・ジャパン。同社の鈴木みゆき社長は、香港で乗客を見送った(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 現在、国内にはピーチとジェットスターのほかに、ANAホールディングスが100%出資するリゾート特化型LCCのバニラエア、中国・上海を拠点とするLCC大手、春秋航空が設立した春秋航空日本という、4社のLCCが競い合っている。

 ピーチ以外は成田を拠点としてスタートしたが、そのピーチも3月29日からは、成田路線の拡充を進め、関空と那覇に続く第3拠点化を進めている(詳細は「航空業界の『第四極』目指すピーチ」)。

 乗り入れ先の空港を拠点化すれば、航空会社は本拠地以外でも、機体の整備や夜間駐機ができるようになる。これによって、路線展開の自由度が増すわけだ。その中でも関空は、24時間離発着でき、首都圏に次ぐ後背人口を抱えているため、機材の稼働率を高めたいLCCにとっては、拠点に適した空港とされている。

 数年前まで閑古鳥が鳴いていた関空だが、LCCの就航によって、潮目が変わりつつある。

 上海の春秋航空は、3月29日から始まる夏ダイヤで、関空に拠点を作る。同社にとっては初の海外拠点となり、関空にとってはピーチやジェットスターに続く、3社目のLCCとなる。

中国・上海を拠点にするLCCの春秋航空は、日本法人の春秋航空日本を設立し、成田空港を拠点に国内線を飛ばし始めた。今回、関空を拠点にするのは中国の春秋航空

 「国際線で、関空に乗り入れるLCCは13社。日本最大のLCC拠点だ」

 新関空会社の安藤圭一社長はこう胸を張る。さらに、「日本でのLCCのシェアは7~8%しかないが、世界では25~30%。LCCビジネスはまだまだ伸びる余地がある」と、LCCの誘致がさらなる関空の成長につながると語った。事実、関空を発着する国際線のうち、既に25%近くがLCCの便だ。

 この3年間で、日本最大のLCC拠点となった関空。羽田空港への乗り入れを目指すフルサービス航空会社とは対照的に、LCCは関空を目指していると言っても過言ではない。

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「関空がLCCに選ばれるワケ」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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