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人は、誰もが「多重人格」 ― 「仕事のできる人」の隠し技

2015年3月16日(月)

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誰もが持っている「複数の人格」

田坂教授は、著書『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』(光文社新書)の中で、これからの時代には、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの思考」を垂直統合した「スーパージェネラリスト」が求められると言われています。

 この連載の第8回から第14回では、その「スーパージェネラリスト」が身につけるべき「7つのレベルの思考」それぞれについて、思考を深める方法を語って頂きましたが、第14回の最後に、その「7つのレベルの思考」を垂直統合するためには、「多重人格のマネジメント」が必要であると述べられました。

 そこで、この第15回では、その「多重人格のマネジメント」について伺いたいと思います。

田坂:そうですね。「多重人格のマネジメント」とは、要するに、我々の中には「複数の人格」があり、「7つのレベルの知性」を垂直統合するためには、それら「複数の人格」を状況に応じて適切に切り替えることが求められるということです。

なぜ、「7つのレベルの知性」を垂直統合するためには、「複数の人格」を切り替えることが必要なのでしょうか?

田坂:もし、それが修業を積んだ「スーパージェネラリスト」であるならば、「思想」のレベルの知性を発揮している瞬間には、その人物の中から「思想家的人格」が現れてくるからです。同様に、「ビジョン」のレベルの知性を発揮している瞬間には、「未来学者的人格」が、「戦略」のレベルの知性を発揮している瞬間には、「戦略家的人格」が、「技術」のレベルの知性を発揮している瞬間には、「職人的人格」が現れてくるからです。

一人の人間から、そんなに色々な人格が現れてきますか……?

田坂:現れてきます(笑)。誰でも、「スーパージェネラリスト」としての修業を積めば、ある程度、その人格の切り替えができるようになります。

 そして、そのことは決して驚くべきことではありません。なぜなら、我々は、誰もが、自分の中に「複数の人格」を持っているからです。

我々、一般の人間でも、「複数の人格」を持っていますか?

田坂:持っています(笑)。ある意味で、我々は、誰もが「多重人格」です

 例えば、会社では「辣腕の課長」、家に帰れば「子煩悩な父親」、実家に戻れば「母親に甘える三男坊」、といった人は、周りにもいるでしょう(笑)。我々は、誰もが、そうした形で、自分の中に「複数の人格」を持っています。

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「人は、誰もが「多重人格」 ― 「仕事のできる人」の隠し技」の著者

田坂 広志

田坂 広志(たさか・ひろし)

多摩大学大学院教授

1974年東京大学卒業、81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。米シンクタンク客員研究員などを経て、2000年多摩大学大学院教授に就任。2011年3~9月、東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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