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ディーゼルから“カラカラ音”減らしたマツダ「CX-3」

ピストンに仕込んだ“音叉”が音を消す

2015年3月17日(火)

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マツダが2015年2月27日に発売した新型車「CX-3」。試乗会の当日はあいにくの雨だった

 ご存じの読者も多いかもしれないが、欧州では乗用車市場の約半分をディーゼル車が占める。燃費がガソリン車より2~3割優れているという魅力はもちろんあるのだが、理由はそれだけではない。低速から大きいトルクを発生するので欧州で主流の手動変速機で運転しやすい、満タンで走れる距離が伸びるので燃料の給油回数が少なくて済む、などといった実用性も評価されている。これに対して日本市場ではディーゼル乗用車はマイナーな存在で、低燃費車の主流は、今や市場の4割を占めるようになった軽自動車や、2割を占めるハイブリッド車だ。

 こうした中で異色の存在となっているのがマツダだ。マツダの新世代商品である「CX-5」、「アテンザ」、「デミオ」などの車種では、それぞれ国内での販売台数のおおむね8割、7割、6割をディーゼル仕様が占めるという。「アクセラ」だけは例外で十数%にとどまるようだが、それはこの車種だけに、トヨタ自動車からコンポーネントを購入するハイブリッド仕様があるからだ。マツダの象徴といえばロータリーエンジンを思い浮かべる読者も多いかもしれないが、実際には、いつの間にか「ディーゼルエンジン車の会社」の色彩が濃くなっている。

 そして、2015年2月に発売した新型車「CX-3」では、何と国内仕様車をディーゼルエンジン搭載車だけに絞った。ディーゼル仕様車しか用意しない乗用車は、国内では少なくとも筆者の記憶にない。大胆な決断のようにも思えるが、兄貴分のCX-5の8割がディーゼルであるのを見れば、自然な選択と言えるかもしれない

SUVではない

 CX-3は、2014年に発売した新型デミオのプラットフォームをベースとするクロスオーバー車である。クロスオーバー車というのは、このコラムの第16回でも解説したように、異なるジャンルのクルマの魅力を融合させた車種を指す名称だ。最近の代表的なものは「ジープ」に代表される悪路走破性に優れた4輪駆動車の機能と、ワゴン車のような乗用車の快適性を融合させることを狙いとして生まれたSUV(多目的スポーツ車)だろう。ワゴンスタイルの車体に大径タイヤを履かせたCX-3は、一見小型SUVのジャンルに入れても良さそうに見える

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「ディーゼルから“カラカラ音”減らしたマツダ「CX-3」」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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