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広島にある“最上級の健康”スーパー

フレスタ、健康ブランディングを多角的に展開

2015年3月17日(火)

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 広島市西区にあるフレスタ横川店。食品中心のこのスーパーマーケットで働く社員の“名札”には、「挑む!健康宣言」という文字とともに、「1日1万歩!!!」「『美』健康的な美しさ、禁煙します」といった、自分の健康づくりの目標が書き込まれている。

フレスタでは、正社員はもちろんパート・アルバイトまで、自分の健康目標を書き込んだ名札を胸に付けている

同社は広島、岡山、山口の3県で関連業態を含め65店舗を開設しているが、社長以下、約4500人の全従業員がこの名札を身につけ、社員同士や顧客とのコミュニケーションに活用している。

参加への抵抗をなくす配慮も

 フレスタは昨年、「ヘルシスト(最上級の健康)スーパー」というスローガンを打ち出した。今後の人口減少や高齢者の増加などをにらめば、顧客との距離をさらに縮めることがビジネスのカギ。健康に関する多様な選択肢を提供することはその役に立つ。健康に関心のある顧客なら、値段や品数はあまり気にせず来店してくれるという利点もある。そこで、「健康」でブランディングをしようと考えたという。

 具体的には、「活気のある接客を生き生きとした従業員が行い、地域の食文化を守りながら、身体に“良い”基準を満たす商品が豊富にあるという状態」をヘルシストスーパーと定義づけ、目標として掲げた。定義から分かるように、健康経営もヘルシストスーパーづくりの一環だ。30代後半を中心とする幹部候補生が各部門の担当者とともに検討を行い、従業員向け・顧客向けの様々な取り組みを考案した。そして最も効果が大きかったのが「それぞれの健康宣言」だ。

 従業員は、「食」「動」「美」の3分野から1つを選んで、それぞれ自分の目標を立てる。「美」を入れたのは、「スーパーは女性の多い職場。体重のことを気にする社員もいる。活動を取り組みやすいものにするために『美』にした」(グループ経営本部経営企画グループ長の渡辺裕治氏)という配慮からだ。

 スタートに当たっては、全店で決起会を実施するなど健康づくりの意識を社内に浸透させるための取り組みも実施。宣言後も、従業員向けの無料ヨガ教室や顧客も参加できるウオーキング教室などを開催し、関心の維持に努めてきた。

 2年目に入るこの3月には、新しい健康宣言をしてもらう。3つのキーワードは同じで、前年と同じ目標でも差し支えない。「自分の体のことを考え、自分で工夫して取り組むことに意味がある」(前出・渡辺氏)という考えから、自主性を尊重している。

 ちなみに、社長の宗兼邦生氏の健康目標は、「BMI(体格指数)の引き下げ」だった。

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「広島にある“最上級の健康”スーパー」の著者

井上 俊明

井上 俊明(いのうえ・としあき)

日経ヘルスケア編集委員

日経BP総研 中小企業経営研究所主任研究員。日経ヘルスケア編集委員などを経て現職。入社後25年近くにわたり、医療・介護分野を取材。1998年から5年間日経ビジネス編集部に所属し、税金、健康保険、年金などを受け持つ。2007年社会保険労務士登録。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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