• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

どうして「多数決」ばかりで意思決定してはならないのか?

2015年3月17日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「多数決」とは何らかの意思決定をする際、多数派の意見を採用する方法です。ところが企業の場合、決める権限を持っているにもかかわらず、意思決定をする知識やスキルが乏しいのか、何についても多数決をしようとする人がいます。次の会話文を読んでみてください。

●部下:「本部長、営業と工場とのつなぎの件、生産管理部が一肌脱いでくれることになりました」

○営業本部長:「え、生産管理部が?」

●部下:「はい。受発注のところに生産管理部のY主任が入って、助言してくださるそうです。営業と工場のぎくしゃくした関係をぐっと改善できるはずです」

○営業本部長:「その話、生産管理部の部長は知っているのか」

●部下:「それは……どうでしょうか」

○営業本部長:「おいおい、そういう大事なことを部長に相談もなく決めたのか。物には順序があるぞ」

●部下:「申し訳ありません。それでは本部長から言っていただけないでしょうか」

○営業本部長:「何?」

●部下:「私は生産管理部の部長とそれほど交流がありません。本部長から言っていただいたほうが早いと思うのですが」

○営業本部長:「どうして私が言わなくちゃいけないんだ。君たちが勝手に決めたことだろう」

●部下:「勝手にって……。工場との連携がうまくいっていない、だから納期遅れが頻繁に発生している。どう連携したらいいのか、現場で話し合えと指示したのは本部長です。あの時、『協力できることは何でもする』と仰ったじゃないですか」

○営業本部長:「せ、生産管理部が出てくるとは思わなかったんだ」

●部下:「生産管理部が出てくると何か都合が悪いのですか」

○営業本部長:「そういうわけじゃないが」

●部下:「わかりました。生産管理部の部長には私から話します。Y主任にも付き合っていただきますから大丈夫でしょう」

○営業本部長:「ちょ、ちょっと待て」

●部下:「まだ何か」

「横山信弘の絶対達成2分間バトル」のバックナンバー

一覧

「どうして「多数決」ばかりで意思決定してはならないのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

面白い取り組みをしている会社と評判になれば、入社希望者が増える。その結果、技能伝承もできるはずだ。

山崎 悦次 山崎金属工業社長