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深夜バスで訪日外国人を呼び込め!

羽田発の深夜バスに乗って見えたこと

2015年3月18日(水)

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 国内LCC(格安航空会社)の成長を起爆剤に、関西国際空港を利用する旅客数が伸びている。2014年の総旅客数は前年比9%増の1935万593人で、暦年としては3年連続で前年を上回り、13年ぶりに1900万人を突破した。

 前回は「関空がLCCに選ばれるワケ」で、関空が躍進を続ける理由に迫った。24時間空港である関空は、機材を有効活用したいLCCにとってうってつけの空港だ。

 一方、首都圏はどうか。

 成田国際空港には、4月8日にLCC専用の第3旅客ターミナルが開業する。ジェットスター・ジャパンと豪ジェットスター航空、バニラエア、春秋航空日本、チェジュ航空の5社が乗り入れる。ハードウエア面でLCCを迎え入れる体制は整うものの、原則として午後10時台までの離発着となる運用時間をはじめ、成田には独特の制約がまだまだある。

 成田のライバルである羽田空港は、24時間運航できるものの、混雑空港としての発着枠の制約や、成田との住み分けなどの理由によって、LCCが簡単に乗り入れることはできない。

 しかし、2020年の東京五輪開催に向けて、旺盛な訪日需要に対応するには、羽田でも、現在余裕のある深夜早朝時間帯(午後11時から翌朝6時まで)に、LCCやフルサービス航空会社を問わず、活用してもらうことが不可欠だ。

 羽田の年間利用者数は7000万人以上。しかし「深夜2~3時は、羽田空港と都心を結ぶアクセスがないため、あまり利用されていない」と国土交通省の担当者は打ち明ける。

 都心や横浜方面に住む人にとって、2010年に再国際化した羽田は、成田に比べて格段にアクセスが良い。しかしそれは昼間の話であり、深夜になれば公共交通機関で空港に行くこともできない。

 こうした背景を受け、国交省では2014年11月から、深夜早朝時間帯の国際線着陸料を引き下げた。さらに同年10月からは、羽田と都心のターミナル駅などを結ぶバス5路線の実証運行も開始した。現在では、羽田~銀座・東京・秋葉原、羽田~新宿・池袋、羽田~渋谷、羽田~大鳥居・蒲田・品川、羽田~横浜(YCAT)の5路線を、1日1往復運行している。

 羽田発が午前1時台、羽田着が午前4時台と、公共交通機関が運行していない時間帯に運行し、深夜早朝時間帯のニーズを探っている。4月からは路線数も増やし、本格運用に向けた検討を進めていく。

 筆者は今年3月、この深夜バスを利用する機会があった。羽田から都心へはどのような人が深夜バスを使っているのだろうか。

羽田空港のバス乗車券売り場。深夜時間なので、人もまばらだ(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

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「深夜バスで訪日外国人を呼び込め!」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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