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人は、誰もが「多重人格」 - 「多彩な才能」が開花する技法

2015年3月30日(月)

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「多重人格」のマネジメントで開花する「多彩な才能」

田坂教授は、著書『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』(光文社新書)の中で、これからの時代には、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの思考」を垂直統合した「スーパージェネラリスト」が求められると言われています。

 この連載の第15回においては、我々の中には「複数の人格」があり、「7つのレベルの知性」を垂直統合するためには、それらの「複数の人格」を状況に応じて適切に切り替える、「多重人格のマネジメント」が求められると述べられました。

 そして、その「多重人格のマネジメント」を身につけていくと、「7つの知性」の垂直統合ができるようになるだけではなく、「多彩な才能」が開花するようになるということを言われました。

 今回は、そのことについて、詳しく伺いたいのですが。

田坂:そうですね。自分の中の「多重人格」を育てていくと、それに伴って、眠っていた「多彩な才能」が開花するようになります。

それは、なぜでしょうか?

田坂:一つの理由は、「才能」の本質は、「人格」だからです。

 例えば、一流の営業プロフェッショナルは、説得力や接客力といった「営業の才能」の奥に、信頼感や気配りといった「営業人格」を持っています。

 逆に、そうした「人格」を自分の中に育てていかなければ、どれほど営業のスキルやテクニックだけを表面的に身につけても、いわゆる「スキル倒れ」と呼ばれる状態に陥ってしまいます。

なるほど……。「才能」の本質は、「人格」ですか……。

田坂:そうです。従って、自分の中に「様々な人格」を育てていくと、自然に、その「人格」に付随した「様々な才能」が、自分の中に開花していきます

 しかし、「多重人格」が「多彩な才能」を開花させる理由は、もう一つ、深いレベルにもあります。

深いレベルとは?

田坂:端的に言えば、「自己限定の意識」から解放されるからです。

もう少し、分かりやすく……。

田坂:実は、我々が日常の生活や仕事で見せる「表の人格」は、しばしば自分の中にある「隠れた人格」を抑圧しており、そのため、その「隠れた人格」に付随する「隠れた才能」も抑圧してしまっているのです。

 しかし、「多重人格のマネジメント」を適切に行うことができれば、その「抑圧」が取り除かれ、「自己限定の意識」から解放されるため、「隠れた人格と才能」が開花してくるのです。

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「知性を磨く スーパージェネラリストへの成長戦略」のバックナンバー

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「人は、誰もが「多重人格」 - 「多彩な才能」が開花する技法」の著者

田坂 広志

田坂 広志(たさか・ひろし)

多摩大学大学院教授

1974年東京大学卒業、81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。米シンクタンク客員研究員などを経て、2000年多摩大学大学院教授に就任。2011年3~9月、東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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