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コメの“味”が分かるコンバイン

田畑や建設現場でIoTが浸透

2015年4月3日(金)

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日経ビッグデータが4月21~22日に開催するイベント「BigData Conference 2015 Spring」では、本記事に登場するクボタから、専務執行役員 研究開発本部長 水・環境総合研究所長の飯田聡氏が登壇し、「農家の課題解決を追求した、次世代農機の新事業」と題して講演をする予定。

※本記事は、日経ビッグデータで過去に掲載した記事から再構成した。肩書きなどは掲載当時のもの。

クボタのコンバインはスマートフォンで様々な情報を確認できる

 様々な機器に備えたセンサーからデータを収集するIoT(モノのインターネット)は、現実世界から大量のデータを集めて、価値あるビッグデータ分析を生み出す技術として注目を集めている。技術の最先端を走るIoTは、意外にも田畑や建設現場から浸透している。どんな活用がされているのか、クボタとコマツの取り組みを見ていこう。

 クボタは農機から得られるデータを活用した新事業を2014年6月に始めた。農家がコメのおいしさを把握したうえで、収量とのバランスを保ちながら土壌を改良できるようにした。

 「農機の機器販売から、栽培や経営の支援まで踏み込むことで農家の課題を解決したい。市場環境は大きく変化しており、いち早く取り組む必要がある」

 クボタ農機第一事業推進部の長網宏尚・KSAS業務グループ長は、クボタスマートアグリシステム(KSAS)の開発に乗り出した背景をこう説明する。

 クボタはコンバインやトラクター、田植機に新型センサーと通信機能を搭載し、肥料の投下量やコメの収量などの作業記録を管理することで、農業経営を支援するサービス「KSAS」事業を昨年6月に始めた。

味と収量の最適化支援

 プロジェクトに取り組むにあたっては“農業の基礎”を社内外の知識を使ってもう一度学び直した。農家の経営を安定させるため、おいしいコメをより多く収穫するためクボタができることは何かということを追求するためだ。「どのデータが役立つ数字に結びつくのか、なんとか相関関係を見つけ出したかった」(長網氏)。

 こうして製品化されたのが、収穫量だけでなく食味まで測定できるセンサーを備えたコンバインである。内部に搭載する新型センサーが、コメに含まれるタンパク質と水分量を測定し、そこから食味を想定するというものだ。収穫時に1反当たり5~6回計測して平均値を算出する。

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「ゲームチェンジャー ~データ&デジタル化で競争のルールを変える~」のバックナンバー

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「コメの“味”が分かるコンバイン」の著者

市嶋 洋平

市嶋 洋平(いちしま・ようへい)

日経ビッグデータ副編集長

日経コンピュータ、日経コミュニケーション、日経新聞などを経て、2012年11月にビッグデータ・プロジェクトを立ち上げた。企業のデータ活用促進やデータサイエンティストの人材育成などに取り組む。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

多田和市

多田和市(ただ・わいち)

日経ビッグデータ

日経ビジネス記者・副編集長、日経情報ストラテジー編集長、日経ビジネス編集委員、日経BPビジョナリー経営研究所上席研究員などを経て、2014年1月から日経ビッグデータ記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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