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どうして「質問バカ」は考える力が無くなっていくのか?

2015年4月7日(火)

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 分からないことがあれば遠慮なく上司に質問する。それは常識です。分からないまま進めてしまい、結果を出せなかったら問題です。後から「自分なりにやってみました」「自分のできる範囲で頑張りました」と言われても上司は困ってしまいます。

 その一方、何も考えずに質問ばかりする「質問バカ」がいます。これも問題です。次の会話文を読んでみてください。

○マネージャー:「おいおい、何時だと思っている。もう11時半だぞ。営業のくせに午前中ずっと社内にいたのか。もっとお客様のところへ行きたまえ」

●部下:「ええと提案資料を作っていたのです。手ぶらでは行けませんから。なぜ、お客様のところへもっと行け、といつも仰るのですか」

○マネージャー:「お客様と接触する回数を増やすことで、信頼関係が築けるからだ。手ぶらの時は顔だけを見せてすぐ帰ればいい。それでも単純接触効果が出てくる」

●部下:「そういうものですか。でも何回も押しかけるより、ここぞという提案の時にしっかり時間をとってもらったほうが効率的ではないですか」

○マネージャー:「逆だ。信頼関係が構築されていないときに、どれほどすごい提案をしてもうまくいかない。提案資料にしても、君の説明にしても、そもそも相手の頭の中に入らない」

●部下:「なぜ入らないのですか」

○マネージャー:「人間の脳は、自分に関係ないと思われること、都合の悪い情報、必要がない事柄を認知しない。そういうふうにできている。信頼関係ができて、こいつの話を聞いてやるか、とお客様が思わない限り、何を提示しても認知してくれない」

●部下:「どうして人間の脳はそんなふうにできているのですか」

○マネージャー:「触れられるすべての情報を認知してしまうと脳が壊れてしまう。そうならないように認知するものを自動的に選択している。おい、また質問しようとしているな。マネージャーの俺が言っているのだから、お客様のところへ行け。ぐたぐだ言わず、外へ出ろ。これ以上、社内にいるな」

●部下:「わ、分かりました。申し訳ありません……」

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「どうして「質問バカ」は考える力が無くなっていくのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官