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中国で「パッシング」される日本の大手

広東省で目にした厳しい現実

2015年4月13日(月)

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 4月13日号の特集では、イノベーションの主役が大手メーカーからベンチャー企業に移行している現実を取り上げた。大手は自前主義などの旧来の仕組みから脱しきれず、イノベーションの壁にぶち当たっている。一方、ユーザーニーズを素早くくみ取り、画期的な製品を生み出すことに長けたベンチャー企業が続々と登場している。モノ作りの現場で何が起きているのか。主役交代の最前線に迫る。

 大企業とベンチャーの「主役交代」。その最前線が、海外にあった。

 2015年3月下旬、中国広東省東莞市。日本の大手セットメーカーの製造下請けとして発展してきたこの場所で、ある光景を目の当たりにした。中国EMS(電子機器の受託製造サービス)の日本法人代表に連れられて、日米のモノ作りベンチャーの経営者が工場内を視察して回る姿だ。

左から、EMS/ODM(相手先ブランドでの製造サービス)を手掛けるグループセンスの大谷和広氏、家電ベンチャーのセレボ(東京都千代田区)で代表取締役を務める岩佐琢磨氏、動画共有サービスの米ユーストリームを創業したジョン・ハム氏

 写真の右の人物に、見覚えがあるかもしれない。動画共有サービス大手の米ユーストリーム創業者のジョン・ハム氏だ。米国で著名な「シリアルアントレプレナー」(連続してベンチャーを立ち上げる起業家)で、今も新たにモノ作りベンチャーを立ち上げ、新製品を出そうとしている。写真中央は家電ベンチャー、セレボの岩佐琢磨氏だ。

 案内役を務めたのは、中国グループセンスの大谷和広氏だ。グループセンスの設立は1988年で、本社を香港、工場を東莞市に置く。創業当時から日本の大手メーカーとの取り引きが活発で、高品質を生み出す力が顧客から高く評価されているという。

大手が育てたEMSをベンチャーが活用

 視察の目的は明快だ。ハム氏が経営するモノ作りベンチャーで発売する「新作」を、この工場で作れるかどうかを判断するためである。新作の内容は「まだ秘密」(ハム氏)だが、「業界の常識を覆す製品である上、社会に貢献できるモノだ」という。

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「大手は子に従え 主役はベンチャー パナソニックが脇役に」のバックナンバー

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「中国で「パッシング」される日本の大手」の著者

池松 由香

池松 由香(いけまつ・ゆか)

日経ビジネス記者

北米毎日新聞社(米国サンフランシスコ)で5年間、記者を務めた後、帰国。日経E-BIZ、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ものづくりの記者を経て、2014年10月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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