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旅行が楽しくなるキーワード図解(日本建築編)

さらば、古建築にそびえる「言葉の壁」

2015年4月27日(月)

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 あとひと頑張りでゴールデンウイーク。読者の皆さんのなかには、ゴールデンウイーク中に古建築を見に行く予定を立てている方もいるかもしれない。そうした方のために、2回にわたり、古建築をより深く味わうためのキーワードを解説する。

 え、そんな専門的なことを書かれても……と思った方。めげずにもう少しお付き合いいただきたい。

 筆者は「日経アーキテクチュア」という建築専門雑誌の編集者であるが、もともと建築の出身ではない。大学は建築学科ではなく、政治経済。日経BP社入社後、たまたま人が足りなかった建築専門雑誌に配属され、以来、四半世紀がたつ。

 最初の半年くらいは、取材先や編集部の人が何を言っているのか、さっぱり分からなかった。自分とは別世界のような居心地の悪さをずっと感じていた。

 それが1年くらいすると、急に建築が面白いと思えるようになってきた。今思うと、言葉の壁が取り除かれたのだろう。「ピロティ」とか「ファサード」とか、建築分野には非専門家にとってピンと来ない言葉が多い。そうした言葉の意味がひととおり分かるようになると、突如として個々の建物の特徴が頭の中で整理できるようになった。言葉の壁はあるとき、一気に崩れ落ち、目の前がパッと開ける。

 それは古建築も同じだった。本コラム(基は「旅行が楽しくなる日本遺産巡礼」)のベースとなる連載を日経アーキテクチュアで始めたときも、正直、最初は古建築がすごく面白いとは思えなかった。それが半年くらいで10件ほど回って、それぞれの資料を調べるうちに、急激に面白くなってきた。今では、頼まれもしないのにこんなコラムを書くほどの古建築ファンである。

 とはいえ、ゴールデンウイークに古建築を見に行く人にそれほど時間は残されていない。そこで、これだけ知っておけば旅行が楽しくなる必須キーワードを15個、イラスト入りで解説する。

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「旅行が楽しくなるキーワード図解(日本建築編)」の著者

宮沢 洋

宮沢 洋(みやざわ・ひろし)

日経アーキテクチュア副編集長

1967年東京生まれ。1990年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。日経アーキテクチュア編集部に配属。以来、建築一筋。現在は日経アーキテクチュアにて「建築巡礼/プレモダン編」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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