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原発が狙われたらどうなる?:ホワイトハウス前にジャイロコプター着陸

「テロ対策」「避難所」「最終処分」。原発再稼働を妨げる三重苦

2015年5月1日(金)

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 日本では、4月22日に首相官邸屋上でドローン(小型の無人飛行機)が見つかったが、その1週間前に米国でも同様の事件が起こっている。こちらは、ドローンではなく、有人機であった。

 4月15日午後(日本時間16日未明)、米ワシントン中心部にある米連邦議会議事堂そばの緑地に、ジャイロコプターに乗った男が着陸した。男は南部フロリダ州の郵便局員(61歳)。「全連邦議員535人宛てに政治腐敗を批判する手紙を運搬してきた」、と話している。米国のメディアに緊張が走ったことは言うまでもない。

防衛司令部も気づかず

 ジャイロコプターはオートジャイロとも呼ばれ、見た目はヘリコプターに似ているが、構造や飛行原理は異なる。注目すべきは、飛行禁止区域であるワシントン中心部にやすやすと侵入できたこと。しかも、米国の防空を担当する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、男が着陸するまで事件のことを全く知らなかったという。

 米国のメディアが緊張した理由は、2001年の9.11同時多発テロの記憶が蘇ったためである。しかし、筆者の心配は別のところにある。この事件の後、その旨を直ちにツイッターに投稿した。

 「原発が狙われたらどうなる」。

 つまり、米国の9.11と日本の3.11(福島第1原子力発電所事故)が重なったらどうなるのか、ということだ。

 2001年9月11日、米国で民間旅客機4機がハイジャックされ、ニューヨークの世界貿易センタービル(WTC)とワシントンDCの国防総省本庁舎(ペンタゴン)が爆破された。これは、航空機が使用されたものとしては史上最大規模のテロ事件であり、全世界に衝撃を与えた。

 WTCの2つのビルは上部が激しく炎上し、崩壊した。これにより敷地内の他のビルもすべて崩落・炎上し、ニューヨークだけで合計2749人が死亡するという大惨事になった。この事件以降、WTC跡地は「グラウンド・ゼロ」と呼ばれている。WTCはその後再建され、2つのビルがあった跡地には巨大なプールが作られている。

 今や航空機を使った空中テロは、決してSFなどではなく、現実の脅威である。

出所:筆者撮影

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「原発が狙われたらどうなる?:ホワイトハウス前にジャイロコプター着陸」の著者

村沢 義久

村沢 義久(むらさわ・よしひさ)

合同会社Xパワー代表、環境経営コンサルタント。

1974年東京大学大学院工学系研究科修了。1979年米スタンフォード大学経営大学院修了。2005年から東京大学サステイナビリティ学連携研究機構特任教授として地球温暖化対策を担当。合同会社Xパワーを立ち上げ代表に就任。2016年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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