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家事・育児を任せることに罪悪感を抱いてしまう

香港でみた「外国人家政婦」の光と陰(下)

2015年5月15日(金)

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この4月、「外国人の家事労働者を特区で受け入れる」ことが閣議決定され、今国会で通る見込みだ。その目的は「働く女性の支援」のためだという。外国から家事労働者を迎えれば、働く女性が増えるって本当だろうか? 確かに海外に事例はある。欧米、中東、そしてアジアでは香港、シンガポール、台湾などで、数多くの外国人家事労働者が働いていることが知られている。はたして日本でも、女性が働くなら、家事・育児は外国人にお願いするのが当たり前という時代がくるのだろうか。家事育児の助っ人が得られれば、生活はどう変わるのか。アジアでの受け入れ先進国・香港で、共働きの日本人家庭を取材した。3回シリーズの最終回は、家事をアウトソーシングする意識を考えたい。

 「家事も育児もヘルパーさんにお任せなんて、ラクでいいわね」

 香港に住む日本人女性は、何度こうした言葉を投げかけられたことか。そのため、日本に帰ると「ヘルパーさんに月曜から土曜まで家事を任せている」とは、決して口にできないという人が大半だ。

 香港在住5年、10年となった今でも「人に家事、育児を任せることに罪悪感がある」という人もいる。今では朝昼晩と食事作りを任せている場合でも、最初は料理だけは自分で作りたいと頑張り、その後ヘルパーに少しずつ任せる範囲を広げていったというケースが多い。

 実は、家事アウトソーシングの最大の関門は、家事を他人に任せることへの「抵抗感」である。その第1関門は「夫の意識」だ。

 双子を育てる客室乗務員の三好真由子さん(44歳)の場合も、最初は夫の反対にあった。

「他人を家に入れるなんてイヤだよ。ましてや一緒に住むなんて」

「じゃあ平日も子どもを見てくれる? 無理なら選択肢ないよね」

「ううん、まあそうだな」

 といったやりとりがあったという。

三好さん宅のフィリピン人シッターと、双子の子供たち。気性が激しいシッターだが、子供たちには優しい

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「家事・育児を任せることに罪悪感を抱いてしまう」の著者

野村浩子

野村浩子(のむら・ひろこ)

ジャーナリスト・淑徳大学教授

日経ホーム出版社(現日経BP社)で「日経WOMAN」編集長、女性リーダー向け雑誌「日経EW」編集長などを歴任。日本経済新聞社・編集委員などを経て、2014年4月から、淑徳大学人文学部表現学科長・教授。財政制度等審議会委員など政府審議会委員も務める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師