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「最期まで畑で」と願い、逝った人

町田の農のおかあさん体験記(1)

2015年5月15日(金)

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 農家は高齢化が進み、後継者を確保できずに前途が危うくなっている――。農業に関心のある人なら、そこまではだれでも知っている。だが、「それなら、人手が足りなくて困っている農家にみんなで手伝いに行こう」と考え、実行する人はそう多くはない。

 今回紹介するのは、東京都町田市を拠点にそれを実践しているNPO法人の「たがやす」だ。2002年に生活クラブ生協が中心になって立ち上げたこの組織は10年超のときを経て、農作業を手伝う「援農」だけではなく、農業技術を学ぶ研修施設を運営し、さらに自らの農場を持つまでに発展した。

 「たがやす」はどんな経緯で発足したのか。活動を通し、農業のどんな実態がみえてきたのか。事務局長を務める斉藤恵美子さんと、初代理事長の奥脇信久さんにインタビューした。

「ナスの収穫を手伝ってくれませんか」

「たがやす」はどうやってできたのですか。

「農家とボランティアの相性はだいたい分かる」と話す斉藤恵美子さん(町田市にあるNPO法人「たがやす」の事務所)

斉藤:「生活クラブ生協の先輩から、『農業関係の組織をつくりたいから、やってみて』って頼まれたのが、きっかけです。組合員に『農家のナスの収穫を手伝いませんか』ってチラシを配ったら、何人か実際に来てくれた。それを発展させて、組織をつくることになったんです」

奥脇:「僕はそのとき、ナスの収穫に参加したうちの1人です。そしたら、今度は『農作業をしてみたい方募集中』っていうチラシが配られた。ちょうど地元の桜美林中学と高校の校長をやめたあとで、畑を借りて農業をやったりしてました。そもそも、高校を卒業したとき、本当にやりたかったのは農業関係の仕事なんです。農作業に応募した3人はそのまま、NPO法人の理事になりました」

コメント1件コメント/レビュー

ここに紹介された内容は感動的でした。しかし農業を含めて、農林業はボランティアだけでは持続が望めません。未来に明るさを感じさせる実際的な農業談を期待します。(2015/05/15)

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「「最期まで畑で」と願い、逝った人」の著者

吉田 忠則

吉田 忠則(よしだ・ただのり)

日本経済新聞社編集委員

1989年京大卒、同年日本経済新聞社入社。流通、農政、行政改革、保険会社、中国経済などの取材を経て2007年より現職。2003年に「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ここに紹介された内容は感動的でした。しかし農業を含めて、農林業はボランティアだけでは持続が望めません。未来に明るさを感じさせる実際的な農業談を期待します。(2015/05/15)

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