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わたし、あのホテルが「閉まる」瞬間に、立ち会いました。

ハイアット リージェンシー 箱根 リゾート&スパ 総支配人 野口弘子(2)

2015年5月29日(金)

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 浴衣で館内を出歩ける、温泉付き、なんとホテル犬までいる――ハイアットでも「初」づくしの「ハイアットリージェンシー箱根リゾート&スパ」。発案者にして総支配人の野口弘子さん、実はあの有名ホテルの廃業に立ち会った過去が……。希代のホテルウーマンはいかにしてホテルを知ったのか?

「ハウステンボス」の立ち上げで泊り込み仕事

(写真:鈴木 愛子、以下同)

川島:そもそも野口さんがホテル業界に入ったきっかけは、何だったのですか?

野口:長崎の「ハウステンボス」園内のホテル立ち上げにかかわったのが、始まりでした。

川島:「ハウステンボス」! バブル末期に、長崎でオランダの街並みを再現した大がかりなテーマパークとして、脚光を浴びましたね。90年代はじめでしたっけ?

野口:1992年3月の開業でした。30歳の誕生日が開業日の4日後でした(笑)。まさにバブルの最中に計画が進み、バブルがはじけた直後にオープンした施設です。

 それまで、香港に本社を置く免税店チェーンDFSグループのDFSオーストラリアリミテッドに勤務し、広告とマーケティングのアシスタントマネジャーをしていました。とにかく国際的な仕事がしたいな、とシンプルに海外へ出たのです。3年間そこで働いた後、長崎出身ということもあり声をかけてもらい転職した先が「ハウステンボス」。そこで、ホテル立ち上げの仕事に就きました。一応、仕事はマーケティングなんですが、ホテルのことをまったくわかっていなかったので、最初は随分と困ったのを覚えています。

川島:どんなことで困ったんですか?

野口:とにかくホテルの専門用語がまったくわからない。館内のレストランを仕切っている総料理長から専門用語がバシバシ出てきても、まるでチンプンカンプン(笑)。だから、いちいち「あの、意味がわからないんですけど」と訊くと、「お前、そんなことも知らないのか!」。そんなのが日常茶飯事でした。

川島:そりゃ大変ですね。

野口:あ、でもね、「ハウステンボス」はゼロからの立ち上げだったので、とにかく多忙でまったくのホテル素人の私でもなんでもやらされたんです。広告宣伝の仕事から、ホテルの現場で使う様々な印刷物から、ホテルショップで販売する商品の品揃えまで、マーケティングという言葉の最大公約数的に、担当が不明瞭な仕事はなんでもかんでも。

川島:事実上の新人である野口さんに、そんな専門的な仕事を任せちゃったわけですか。

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「わたし、あのホテルが「閉まる」瞬間に、立ち会いました。」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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