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「ホンダジェット」、成功の秘訣は内製化にあり

美しい小さな飛行機は日本の航空機産業に何を教えたのか

2015年5月14日(木)

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 今年のゴールデンウィーク、航空業界はある小さなビジネスジェットで湧いた。

今年の大型連休で話題をさらった小さな飛行機(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 本田技研工業(ホンダ)の米国子会社ホンダ エアクラフト カンパニーが開発した「ホンダジェット」が、初めて日本国内で展示飛行を実施したからだ。

 ホンダジェットは主翼上に低騒音エンジンが配され、独特の外観が目を引く。標準仕様で4人乗りのゆったりとした客室、乗員1人でも運航出来るコックピットなど、後発ならではのアイデアを実現した機体だ。

 ホンダの創業者、本田宗一郎氏の空への夢を叶えたとも言われるホンダジェット。コンセプトスケッチが生まれたのは1997年で、2003年にコンセプト実証機が初飛行に成功した。

 その後、2006年に米国子会社が設立されて受注を開始。4年後の2010年には量産初号機の初飛行に成功した。今年3月にはFAA(米国連邦航空局)の事前型式証明(PTC)を取得し、顧客への引き渡しも目前に迫っている。

 開発当初からホンダジェットに携わってきたのは、米国子会社の藤野道格社長。ホンダジェットの設計者でもある藤野社長は、これまでのビジネスジェットになかったエンジン配置などが評価され、昨年は航空科学・工学の発展を推進する国際団体から「航空工学革新賞」を受賞している。

ホンダジェットの設計にも携わった、ホンダ エアクラフト カンパニーの藤野道格社長

 ビジネスジェットの主要マーケットでもある米国で開発を続けたホンダジェット。米国で飛ばす航空機は、FAA(米国連邦航空局)の型式証明が必要だ。日本国内で開発するよりも、ノウハウを持った人材を集めやすい米国を拠点に選んだことが、機体完成に至った要因の一つでもある。

 しかし、単に米国で開発したから成功したわけではない。藤野社長の信念が完成に導いたともいえる。そこには、今後日本が航空機産業を拡大するうえで大きなヒントがあった。

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「「ホンダジェット」、成功の秘訣は内製化にあり」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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