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12年連続トップ10「水森かおり」をご存じですか?

ご当地ソングの女王、街おこし効果も抜群

2015年5月19日(火)

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 今年も“ご当地ソングの女王”・水森かおりの新曲が発売され、オリコンシングルランキングで10位に初登場し、これで2004年の「釧路湿原」以来12年連続のオリコンTOP10入りとなりました。これは、女性演歌歌手では彼女のみが継続している記録で、男性を含めても同じ事務所の氷川きよし(自身名義で15年連続TOP10入り)のみという貴重な記録です。

 昨今のシングルランキングは、1人のファンが複数枚購入することでTOP10入りすることが非常に多く、その影響でTOP10の常連だったアーティストの連続記録が次々と途絶えてしまいました。例えば、T.M.RevolutionやSuperfly、いきものがかり、湘南乃風などです。「オリコンTOP10入り」を、1人1枚という“普通の”方法で達成するのは、とても難しくなっているのです。

いまどき珍しい「まっとうな」連続トップ10

 水森の場合も、下記のような「DVD付き初回盤」と「CDのみ通常盤」の2種類の発売だったり、以前からCDおよびカセットテープ購入者を対象とした握手会が開かれていたりはします。でも、もちろんファンに何十枚、何百枚の購入を煽っている訳ではありません。その上で連続TOP10入りを果たしているので、これはやはり凄いことだと言えるでしょう。

2015年4月1日に発売された通算23作目のシングル「大和路の恋」。大和路を意識してか、しあわせ演歌にもなりそうな穏やかな曲調ながら、詞はこれまで通り、別れの傷心旅行がテーマ。寂しげだが相手を許していそうな優しい水森の声がポイント。カップリングは、“水森演歌ノーマーク地帯”(後述)の静岡県から「恋人岬」。こちらは、より昭和の歌謡曲っぽい。左がDVD付き初回盤で、右が通常盤。初回盤では、デビューからの20年を振り返ったインタビューを約20分収録。彼女の天然おとぼけキャラや、天性の明るさがよく分かって微笑ましい。余計なお世話だが、年々まつ毛の持ち上げ方がエスカレートしているような気も…。

 彼女が一般的な知名度を大きく上げたのは、03年に発売された「鳥取砂丘」で、NHK紅白歌合戦にもこの年から12年連続出場、12年からは前年まで出場していた小林幸子と入れ替わるように巨大ドレスを披露するようになりました。

 また、パッケージが売れているだけではなく、有線放送、カラオケでのリクエストも毎年週間TOP10入りしており、この点でも“真のヒット歌手”と言えるでしょう。

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「12年連続トップ10「水森かおり」をご存じですか?」の著者

つのはず誠

つのはず誠(つのはず・まこと)

音楽チャートアナリスト

京都大学大学院理学研究科から三菱化学に入社。97年に趣味を仕事に活かそうと音楽系広告代理店に転職、05年10月に独立しT2U音楽研究所を設立、音楽市場分析、企画CDの監修、選曲、記事執筆を行っている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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