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倒産寸前、「経営者失格」と突き上げられ

第2回:結果を出せば問題は解消すると信じていた

2015年5月26日(火)

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急成長中のITベンチャー、ウィルゲートは「働きがいのある会社」であることを目指している。その背景には、社内のコミュニケーション不足により、その当時働いていた社員の3分の1が辞めたという苦い経験がある。1億円の借金を抱え、時期を同じくして両親を襲った不幸に、小島梨揮社長は絶望の淵に追い込まれた(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 2006年6月。私は吉岡諒とともに株式会社ウィルゲートを設立しました。私は20歳でした。そのときは、私も吉岡も、そのたった2年後に、倒産の危機に追いやられるとは思ってもいませんでした。

 高校時代のウィルゲートの前身会社の創業から1年半が過ぎていましたが、既にウィルゲートの事業内容は、当初手がけていたアパレルのネット通販事業ではありませんでした。

 ネット通販事業を徐々に成長させていた私たちは、ほかのネット通販の会社から相談を受けることが増えていました。私たちは以前、なけなしのお金をはたいて仕事を頼んだウェブマーケティングの会社に裏切られるという手痛い経験をしていました。その経験から、「同じように困っている会社が他にもある」「困っている中小企業を支援している会社が少ない」「困っている会社を救いたい」ということを考えるようになりました。

自分たちの手痛い経験から中小企業を支援したいと考えるようになったという小島社長(写真:陶山勉)

 徐々に、ウェブマーケティング支援を事業にしたいと考えるようになり、ネット通販事業をたたむ決心をしました。もともとネット通販事業なら高校生の自分にもできるのではないかと始めた事業であり、仕入れをして販売するわけですから小資本しか持たない自分には大きな収益を得るのが難しい事業でした。

 ネット通販のサイトを運営していく中で、検索エンジンでどれだけ集客できるかに力を入れ、自らSEOの研究を実践していったところ、大きく成果がでたので、このノウハウを中小企業に提供できないかと考えたこともウェブマーケティング事業に舵を切る大きな決断要因でした。

憧れのビットバレーに本社を置いて

 憧れのビットバレー、渋谷に拠点を構えたウィルゲートは、新たな仲間も得て、売り上げも順調に伸びていました。自宅のマンションから脱出して渋谷にオフィスを構えることができました。大学1年の学生生活のすべてを投げ打って取り組んできた事業が1つの目標をクリアしたことで、私は大きな達成感を得たはずなのですが……。

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「倒産寸前、「経営者失格」と突き上げられ」の著者

小島梨揮

小島梨揮(こじま・りき)

ウィルゲート社長

慶應義塾大学在学中の2006年にウィルゲートを設立。同社は一時は組織の内部崩壊により倒産に直面したものの、経営者としての姿勢を改めその危機を乗り越えてSEO業界トップクラスの座に導いた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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