• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

全国97空港が生き残る道

成田、関空、中部に見る集客のヒント

2015年5月21日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日本には現在、民間機が離発着する空港がいくつあるかご存じだろうか。

 正解は大小合わせて97空港。都道府県の数よりも多く、中には利用者が少なく、ムダだとやり玉に挙がる地方空港や、赤字にあえぐ国際空港が存在するのは、説明するまでもないだろう。

 だが近年、各地に点在する地方空港が見直された事例もある。

 例えば東日本大震災では、被害の大きかった仙台空港に代わって、東北各地の空港が、支援物資や人員輸送の受け皿となった。活用施策や防災機能、空港間の連携がしっかり考慮されていれば、必ずしも空港が全国に100近くあることは、ムダではないはずだ。

 前回の連載で取り上げたホンダジェットのようなビジネスジェットが、日本でも普及すれば、地域活性化にもつながるだろう(「『ホンダジェット』、成功の秘訣は内製化にあり」。

地方空港でも有効活用が期待されているホンダジェット(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 一方で、国際線が就航する大規模空港はどうか。首都圏では羽田と成田に巨大な国際空港があり、関西には関西国際空港、中京には中部国際空港(セントレア)が、空の玄関を担っている。

 2014年の訪日旅客数は1300万人で、国はこれを2020年までに2000万人まで増やす計画だ。圧倒的な割合の旅行客が、こうした空の玄関口から日本を訪れる。つまり今後、これらの国際空港が果たす役割は、一層重要になっていく。

 訪日需要が旺盛な半面、日本人の海外旅行需要は、円安影響もあり冷え込んでいる。各空港が毎月発表する国際線の利用実績を見ても、インバウンド(訪日客)が過去最高の歴史を塗り替える一方で、日本人の海外旅行客は前年割れが続いている。

 成田と関西、セントレアの3空港の施策を見てみると、現在、国内国際空港で“一人勝ち”と言える羽田空港とは違った戦略が見えてくる。特に成田国際空港は、羽田と同じことをやっていても、都心部に住む利用者の支持は得られにくいと考え、明確に異なる路線を打ち出している。

 大都市圏の空港は、どういった進化を遂げるのだろうか。各空港の戦略に迫った。

コメント2件コメント/レビュー

地方の小さい空港はビジネスジェット等で直に海外につなげば良いのだろう。趣味で空を飛ぶ人を増やしても良い。もっと空港利用を開放的にして利用者を増やさなくては、利用する価値のない物に税金つぎ込んで維持するのはバカバカしい。(2015/07/29 15:54)

「吉川忠行の天空万華鏡」のバックナンバー

一覧

「全国97空港が生き残る道」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

地方の小さい空港はビジネスジェット等で直に海外につなげば良いのだろう。趣味で空を飛ぶ人を増やしても良い。もっと空港利用を開放的にして利用者を増やさなくては、利用する価値のない物に税金つぎ込んで維持するのはバカバカしい。(2015/07/29 15:54)

97個も空港があるということは、単純に考えれば各県に2つずつある計算になる。そもそも空港が過剰過ぎることが問題であると言う議論の方が重要ではないかと思う。結局地方議員が自慢するためだけで、誰のために建てたかわからない空港が多いのが現状ではないか。この際収益性のない空港は廃止し、交通網を整理することでの利便性を求めたほうがよいと思う。(2015/05/21)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

夢の実現にあたっては強く「念ずる」。そうした心構えを支えにビジネスの世界の荒波を渡ってきました。

後藤 忠治 セントラルスポーツ会長