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イタリア家具は成熟した消費者がお好き

ミラノ万博の裏側で日本市場を虎視眈々

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2015年5月25日(月)

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 5月から始まったミラノ万博でイタリアが盛り上がっている。日本企業は、これを機にイタリアや欧州市場を開拓しようと熱い視線を向ける。一方で、イタリアから日本への進出を検討する企業がある。

 ここ数年、欧州の高級ブランドなどが日本に現地法人を設立するケースが目立った。代理店に任せず自前主義にすることで、ブランディングを進めると同時に、収益性アップを図ってきた。

 今まさに日本進出を狙う1社が、イタリア北部のトレヴィーゾ地方に本社を構える家具メーカーのアーパーだ。北欧系のデザインを基調にした高級家具を展開している。欧州では知られたメーカーで、マクラーレンやメルセデス・ベンツのような高級車のディーラーなどで採用された実績を持つ。

 アーパーは5月に東京・銀座で大規模な展示商談会を開催した。オーナー経営者のクラウディオ・フェルトリンCEOも来日して来場者を迎えるという力の入れようだった。

実は伸びている、イタリアからの家具輸入

 日本を含めた世界中の企業が、アジア進出といえば中国や東南アジアを指している中、なぜ日本なのか。

アーパーのクラウディオCEO(写真:陶山勉。以下同)

 実はイタリアからの家具輸入は、リーマン・ショックの影響があった2009年以降、一貫して増え続けている。財務省の貿易統計によれば、14年の輸入金額は約146億円。約85億円だった09年の1.7倍に当たる。イタリアだけでなく、欧州全土からの家具輸入でも傾向は同じだ。欧州の家具メーカーにとって、日本は成長市場に見えている。

 また、ミラノ万博がイタリアに恩恵をもたらすように、東京がオリンピックを控えていることも市場環境にプラスだと考えている。当面、日本市場は安泰だという判断だ。

納期問題は日本の欧州進出と同じ

 アーパーが本格進出する背景には、欧州以外の稼ぎ頭を作りたいという思いがある。アーパーの売り上げの80%が欧州に集中している。北欧諸国やドイツでの売り上げが多く、欧州内での多角化はできているものの、非欧州での売り上げは伸び悩んでいた。

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