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「21世紀の知性」とは、いかなる知性か?

2015年5月25日(月)

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ある思想家の墓銘碑の言葉

田坂先生は、昨年出版された著作、『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』において、これからの時代には、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つのレベルの知性」を垂直統合した「スーパージェネラリスト」が求められると言われています。

 また、先週出版された新著、『人は、誰もが「多重人格」 - 誰も語らなかった「才能開花の技法」』においては、その「知性の垂直統合」のために必要な「多重人格のマネジメント」について語られています。

 この連載では、ここまで、「7つのレベルの知性」の垂直統合と、「多重人格のマネジメント」について、その要点を伺ってきました。そして、前回は、連載全体の総括として、「『人類の知性』が抱える『3つの病』とは何か?」について伺いました。

 この最終回においては、最後にふさわしく、『「21世紀の知性」とは、いかなる知性か?』について話を伺いたいと思います。

田坂:いよいよ、この連載も最終回となりましたね。
 この連載のテーマは、「知性を磨く - スーパージェネラリストへの成長戦略」ですが、ここまでの18回では、「そもそも、知性とは何か?」、そして、「どのように知性を磨けばよいか?」について、読者とともに考えてきました。

 そこで、この連載の最後は、次の問いを考えてみたいと思います。

 「なぜ、知性が求められるのか?」

 その問いです。

それは、まさに根源的な問いですね……。

田坂:そうですね。

 「なぜ、知性が求められるのか?」
 この問いを考えるとき、私の心には、46年前の一つの光景が、心に浮かんできます。

46年前というと……?

田坂:私が18歳のとき、大学1年生のときです。

 その夏休みに、友人と2人で、ヨーロッパの旅に出たのです。
 それは、2人の貧乏学生の質素な旅でしたが、初めての海外でもあり、観るもの、聴くもの、すべてが新鮮な、楽しい旅でした。
 羽田から、当時のソビエト連邦の航空会社、アエロ・フロートの小型旅客機に乗り、空路、北欧のデンマークに降り立ち、その後、海路、フィンランド、スウェーデンを訪問したのです。そして、さらに、鉄道で、ノルウェー、ドイツ、フランスを周り、最後の訪問地は、イギリスのロンドンでした。

最後は、ロンドンでしたか……。

田坂:ええ、実は、そのロンドンで、必ず訪問したいと思っていた場所がありました。
 それは、ロンドン郊外の森の中に静かに存在する「ハイゲート墓地」でした。

なぜ、その墓地を訪問したいと思われたのでしょうか?

田坂:そこには、人類の歴史を変えた、一人の思想家が眠っていたからです。

歴史を変えた思想家ですか……。

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「知性を磨く スーパージェネラリストへの成長戦略」のバックナンバー

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「「21世紀の知性」とは、いかなる知性か?」の著者

田坂 広志

田坂 広志(たさか・ひろし)

多摩大学大学院教授

1974年東京大学卒業、81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。米シンクタンク客員研究員などを経て、2000年多摩大学大学院教授に就任。2011年3~9月、東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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