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沖縄の声を「ワシントン」の誰に伝えるのか?

2015年5月27日(水)

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 2012年3月、筆者は縁あって沖縄県庁に勤務することになった。普天間飛行場移設問題について、沖縄の声をワシントンに伝えるために。

 前回は「沖縄の声」とは何かを説明した。今回は「ワシントン」とは誰を指すのか、を取り上げる。

普天間移転問題を実質的につかさどる国務・国防次官補

 米政府内でアジア政策をつかさどるキーパーソンは誰か? 基本的には、日本の外務省に当たる米国国務省の国務次官補(アジア担当)が主担当となる。ただし、普天間飛行場移設問題は軍事に関わることなので、日本の防衛省に当たる国防総省の国防次官補(アジア担当)も主担当だ。この他、NSC(国家安全保障委員会)にもアジア部長がいる。NSCは大統領に近い分、影響力を持ちうるだけに要注意である。

 これらの官僚の上にもちろん、大統領や国務長官、国防長官がいる。さらにそれぞれの下に副長官、次官がいる。ただし、通常はこうしたクラスがアジア問題にそれほどの時間を割くことはない。ましてや米国は当時、アフガニスタンとイラクで軍事活動をしていた(イラクでは2012年末から、アフガニスタンでは2014年末から、完全ではないものの撤退を進めている)。このため、政策を実質的に決定、実行するのは次官補となる。

キーパーソンはリッパート国防長官首席補佐官

 ただし、国務省と国防省の次官補だけを見ていればよいわけではない。大統領と国務長官、国防長官との力関係などが政策に影響する。実際には誰に力があるのか、担当が入れ替わるたびにキーパーソンを見極めることが大事である。

 2012~13年は、マーク・リッパート国防長官首席補佐官(当時)がキーパーソンと言われた。前職はアジア担当の国防次官補。同氏が首席補佐官となった後、アジア担当の次官補はしばらく空席だった。リッパート氏は、バスケットボールの相手をするほどオバマ大統領との緊密な関係にあるとの評判であった。

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「沖縄の声を「ワシントン」の誰に伝えるのか?」の著者

吉川 由紀枝

吉川 由紀枝(よしかわ・ゆきえ)

ライシャワーセンター 研究員

慶応義塾大学商学部卒業。アクセンチュアに勤務。2005年コロンビア大学にて修士号取得後、ライシャワーセンターにてアジャンクト・フェロー。2012年-2014年は沖縄県知事公室地域安全政策課主任研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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