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主婦パワーと大企業の中高年パワーこそが、日本再生のカギだ!

2015年6月12日(金)

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 2年前に人財育成の会社をゼロから立ち上げて以来、会社の成長のためには社員の採用が常に最大の悩みだ。日本の大手生保に20年超勤めたが、人事部員として、また海外子会社社長として長らく採用に従事した。その後、世界的な金融コングロマリットの運用部門に勤め、日本拠点の社長に就任した。

 まさに経営=採用、良い人をとれるかどうかが社運を制することを肌で感じ続けてきた。だから、人に関わる苦労はとりわけ深く広く経験したと思っていたが、まったく甘かった。

 大企業では、悩みの本質は、より良い人を選ぶことにあった。小さな会社では、人がとれない! 悩みの次元が本質的に異なるのだ。社員は目の前に常にいる存在から、よほど努力しないと採用できない貴重な存在に変わっていった。

 一体どんな優秀な人財が勤めてくれるというのか?! 起業当初はそんな限界を感じていた。ところが世の中はよくできたものだ。1年も経てば、小さいなりの採用のツボが見えてくる。山椒は小粒だがぴりりと辛い! そんな自社への自信も出てきた。

会社を支える主婦パワー

 そうやって違った目で世の中を見渡せるようになると、日本とは、いかに優秀な人財の層が厚いことか。卑近な例で恐縮だが、弊社はいま、とても優秀な主婦の方々で業務が回されている。

 分析に優れた人もいれば、人を見る感性にすぐれた人もいる。何でもこなさねばならない中小企業で、縦横無尽の活躍をしてくれている。共通しているのは、家庭の理由で時短勤務を希望していることだ。だから、小さな会社でも、柔軟な勤務シフトを許容する弊社が働きやすいのだと推測する。

 元々大組織でしっかり業務を経験してきた皆さんだから、基本がしっかりできている。その上女性は概して男性のように過去の因習に囚われないから、時としてとても新鮮な、革新的なビューを提供してくれるからありがたい。

 外資時代も参謀の女性に助けてもらっていたのを思い出す。そして一人ひとりの貢献が会社の将来を左右する新興企業において、その能力の高さを切実に再確認させられた。だから、私にとって女性登用は、数あわせの問題でなく、まさに戦力的にも、戦略的にも不可欠の存在となったわけだ。

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「日米欧企業、痛恨の失敗談から学ぶ!」のバックナンバー

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「主婦パワーと大企業の中高年パワーこそが、日本再生のカギだ!」の著者

岡村 進

岡村 進(おかむら・すすむ)

人財アジア代表取締役

1961年生まれ。1985年東京大学法学部卒。同年第一生命保険に入社し、20年間勤務。2005年スイス系UBSグローバル・アセット・マネジメント入社。2008年から日本法人社長。2013年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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