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2015年6月13日(土)

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商品開発に着手する前に、
まず「どんな商品が求められているのか」を見極める必要がある。
良品計画には、ユーザーの声や隠れたニーズを吸い上げるさまざまな仕組みがある。

暮らしの現場に入って観察

「オブザベーション」と呼ぶリサーチ手法は、ユーザーが意識していない、隠れたニーズを探り当てるために重要視されている

 良品計画の商品開発はさまざまな形でスタートする。ユーザーの声を吸い上げる多くのチャネルがあり、一般的なマーケティングリサーチやモニター調査も行っている。これらから把握したユーザーニーズが開発の引き金になることもあるし、同社のアドバイザリーボードを務めるプロダクトデザイナー深澤直人氏の提案により開発がスタートすることもある。

 きっかけはさまざまだが、その中で重視している調査手法が「オブザベーション」だ。オブザベーションとは文字通り“観察” することで、商品企画の担当者やデザイナーなど開発に関わるスタッフが、実際に生活者の家を訪問して、商品がどのように使われているのかを観察するのだ。デザイン・シンキングのツールとしても注目が集まっている。

 「オブザベーションを効果的に行うためには、異なる分野の人間がチームを組むことが重要だ」。生活雑貨部の大伴崇博・エレクトロニクス・アウトドア担当カテゴリーマネージャーはこう説明する。例えば、2014年初めに行ったオブザベーションでは3人1組のチームを複数作り、それぞれのチームが別々の家庭を訪問した。大伴マネージャーは、ハウスウエア担当のデザイナー、ファブリックのマーチャンダイザーと同じチームになった。各チームは「洗面の水回りの様子、寝室の収納、腕時計や鍵の置き場所」など、複数のテーマを持って家庭を訪問し、モノがどのように使われているのかを観察し、気付いたことや疑問を住人に質問する。「1つひとつのモノを見るだけでなく、住んでいる人と話し、その暮らしの空気を感じ取ることが大切」と大伴マネージャーは言う。

 とはいえ、「同じ分野の人間ばかりだと、注目するポイントや気付きがどうしても似たようなものになってしまう」(大伴マネージャー)。異なる分野の人間が同じチームになることで、幅広い視点からの気付きを得られるのだ。

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