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103歳、日野原先生はアイドルだった!

~シニア記者、看板返上の危機

2015年6月15日(月)

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 6月7日、日曜日。休日は地元の小学生にサッカーを教えているシニア記者だが、この日は子供たちを放置して朝一番の北陸新幹線に飛び乗った。金沢市文化ホールで開かれる「新老人の会」石川支部、第五回フォーラムにおける日野原重明先生(103歳)講演会を拝聴するためである。

 聖路加国際病院名誉院長の日野原先生には、日経ビジネス6月1日号で「日本の医療を救え」と題し、京セラの稲盛和夫名誉会長と対談していただいた。対談の進行役を務め賢人二人の謦咳に接したシニア記者は、恐縮し過ぎて不覚にもICレコーダーのスイッチを押し忘れ、後で青ざめたものだった。

 そんな青二才のシニア記者はともかく、あの稲盛名誉会長まで、日野原先生の前では「大変ごぶさたしておりました」と居ずまいを正しておられた。拙書「稲盛和夫最後の闘い~JAL再生に賭けた経営者人生」で、その偉業を記したシニア記者である。稲盛さんには一度ならずお目にかかっておるが、あんなに畏まった稲盛さんを見たのは初めてである。

 よく考えてみれば日野原先生は稲盛さんより20歳年上。父親と息子の年の差である。稲盛さんが居ずまいを正すのも当然、といえば当然かもしれない。103年間生きるというのは、やはりすごいことだ。

 対談が始まると、日野原先生は堰を切ったように医療改革の持論を述べられた。いわく「医療を営業と勘違いし、カネもうけで延命治療をする医者はけしからん」「ターミナルケア(終末期医療)で死と向き合う準備をすれば、患者も家族も社会も、もっと幸せになれる」

 その明快な主張に、シニア記者はたちまち感化され、大ファンになってしまった。その日野原先生が、自ら設立し会長を務める「新老人の会」石川支部のフォーラムで講演をなさるという。これはサッカー小僧どもを放置してでも、聞きにいかねばなるまい。

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「103歳、日野原先生はアイドルだった!」の著者

大西 康之

大西 康之(おおにし・やすゆき)

ジャーナリスト

日本経済新聞産業部記者、欧州総局(ロンドン)、日経ビジネス編集委員、日本経済新聞産業部次長、産業部編集員などを経てフリーのジャーナリストに。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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