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どうして「テレビに出てくる成功事例」を参考にしてはならないのか?

2015年6月16日(火)

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 テレビのバラエティ番組や若者向けの一般雑誌が企業の成功事例を取り上げることがあります。参考になる事例が色々あります。

 事例の中で一番面白いのは、常識では考えられないアイデアを出して成功した人の話でしょう。確かに型破りな経営で大成功する企業はあります。

 ただし、企業の現場に入って目標を絶対達成させるコンサルタントの立場から申し上げますと、テレビや雑誌で紹介されている奇抜な成功事例はあくまでも楽しむものであって、実際のビジネスの参考にはなりません。

 マスメディアは面白いからその成功例を取り上げるわけですが、そこに落とし穴があります。次の会話文を参考にしてください。

●営業部長:「辞めるという話を聞いたが本当かね」

○部下:「はい。短い間でしたがお世話になりました」

●営業部長:「寝耳に水とはまさにこのことだ。入社してまだ3年だろう。辞めるなんてもったいない。考え直さないか」

○部下:「ありがとうございます。でも、もう決めてしまったことなので」

●営業部長:「スマホのアプリを作っている会社に行くそうだが」

○部下:「ええ。前からやってみたかったものですから」

●営業部長:「前って、いつのことかな。初めて聞いたよ」

○部下:「部長にはお話ししていませんでしたが結構前からです」

●営業部長:「想像もしなかったなあ。残念だけれど仕方がないか。ただ、人事部長から聞いたと思うが、9月の期末までは頑張ってもらいたい」

○部下:「人事部長にもお話しした通り、6月一杯で辞めたいのですが」

●営業部長:「できれば上半期の仕事を仕上げてからにしてほしい。それに入社してから今まで君は一度も目標を達成していない。そのままで去るのは君も残念だろう。9月まで頑張って、上半期の目標を達成し、我が社を巣立っていってほしい。私も協力するから」

○部下:「目標ですか……。最後にあれこれ言いたくないですが、そもそも、ここ数年の目標は高過ぎたのだと思います。みんなもそう言ってますよ」

●営業部長:「みんなって誰のことだ」

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「どうして「テレビに出てくる成功事例」を参考にしてはならないのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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