• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

「もう服は買わない」の真意

[2]自分の趣味には惜しげもなく使う

  • ディビッド・ハマティ(カート・サーモン

  • アジアパシフィック代表)
    立石ジョー(カート・サーモン

  • シニア・コンサルタント)

バックナンバー

2011年12月13日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 シニア層は衣料品を買わないと言われる。

 確かに、カート・サーモンが実施したシニア層3000人アンケートにご協力いただいたインタビューの対象者は口をそろえて、「この年になるともう新しい洋服なんて買わない」、「もう最近はファッションに興味がなくなってきた」と回答している。

 しかし、アンケートと同時に2週間つけていただいた買い物日記には、衣料品や靴を数万円単位で購入する例が目立った。

 「服には興味がない」と言いながら、実際にはかなりの金額を使っている。このギャップはどうして起こるのだろうか。

「服は買わない」がフィットネスウェアは買う

 調査対象の方により深く質問していくと、「週4~5回フィットネスジムへ行くので、フィットネスウェアをプランタンで購入した」といった回答や、「退職してからは山歩きが趣味で、趣味仲間から勧められて、足を測ってサイズがぴったりの、良いモノを買った。普段はスーパーで買う安いスニーカーで足りるが、何時間も山を歩く時は安いものではダメ」といった興味深い回答が見られた。

 政府統計を見ても、シニア層は30歳以上のほかの年齢層と比べて衣服や靴にかける消費額はさほど変わらない。むしろ、60代は30代と50代よりも衣料品への平均支出額が高くなっている。

 しかし、なぜ衣料品への支出が減っているというイメージがあるのか。その理由を確認をするために、調査では55歳以上の消費者に「なぜ衣料品を以前ほど購入しなくなったか?」という質問をした。

 その質問に対する回答として圧倒的に多かったのが、「すでに持っているものを捨てるのはもったいない」と「これ以上購入しても収納する場所がないため」という回答であった。この世代は「まだ使えるものを捨てるのはもったいない」と考える世代であり、一般的にはファッショントレンドにお金をかけたくないという気持ちは強い。

「シニア消費のツボはここだ」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授