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仕事に“女を使う”のは是か非か?(前編)

女性上司が人生を変えた!?
人事のプロが指摘する真の「女性力」とは

  • 大塚 葉

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2006年4月19日(水)

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 ワーキングウーマンたちを、共に働く男性はどう見ているのか。今回は『成功する会社の「女性力」』の著者であり、人事コンサルティングサービスアップダウンサイジング・ジャパン代表の梅森浩一さんに話を伺った。

 本書の中で最も印象に残ったのが、「女性の上司で良かった!」と題するプロローグだ。こんなふうに発言する男性は、まだ少ない。こう言うと梅森さんは、「きっと(ほかの男性は)、経験していないからですよ」と答える。「僕の場合、早いうちにこの経験ができたのは幸いだったと思う」。梅森さんが初めて女性の上司を持ったのは、30歳の時。それまで勤めていた化学会社から、チェース・マンハッタン銀行に転職した時だった。「アン・ベンボウさんという人で、当時42歳くらいだったかな」。上司が女性であることに、不安はなかったのか。

 「なかったですよ」と梅森さんは答える。「確かに当時の日本企業では、“年功序列”“男性優位”が当然。でも、新しい会社は上司だけでなく、女性スタッフも多かった。要は仕事ができれば、(年齢も男女も)関係ないわけですよ。ああ、これが外資系なんだと思った。僕はミーハーなので、すごいなあと思ってすんなり受け入れられましたよ」と笑う。

 アンさんは、梅森さんにとってどんな上司だったのか。「最初に驚いたのは、彼女が部下をクビにした時」と梅森さんは言う。アンさんは米国にいた時、勤務時間中に履歴書を書いていた秘書を解雇したことがあった。「日本のオフィスに来てからも、彼女は僕の同僚をクビにしたことがあるんです。びっくりしましたね」。あとでアンさんは、梅森さんにこう説明したという。「彼には辞めてもらったの。私は、信用できない人と一緒には仕事できないからなのよ」と。「当時日本企業は、“終身雇用”の時代。新聞沙汰にでもならなければ、クビになるはずがないと思っていた。でも違うんだ、一生懸命働いて上司の信用を得ないと辞めさせられる。厳しいなあ、と。カルチャーショックだった」

 厳しかったが、アンさんは周りに気を使う女性だったという。「派遣社員などのスタッフを集めて、よくボウリングやカラオケに行ったりしていましたよ」と梅森さん。さらに感心したのは、アンさんはスタッフと一緒に食事に出かけても、仕事の話を自分から始めようとしなかったこと。「彼女は、ビジネスとプライベートをきっちり切り分けていたんです」。これには、学ぶところが多かったと梅森さんは言う。

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