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“男社会”の中で、女性はどう働けばいいか

堀田力さんに聞く、女性のキャリアアップ法(後編)

2006年5月18日(木)

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 今回は、前編 に続き、堀田力さんにお話を伺う。

 女性が社会でステップアップしていくにはどうしたらいいか。よく「男性社会の不文律や暗黙のルールになじめずに、悩んでいる」と漏らす女性の話を耳にする。これについて堀田さんは、「例えば、夜の飲みニケーションなどのことですね。酒を飲みながら相談したり交渉事を成功させるのは、いわゆる“談合の会社運営”です」。しかしこの習慣も、ここ20年間にかなりの勢いで消滅しつつある、と堀田さんは言う。「例えば、赤坂にある料亭の10軒のうち9軒までがつぶれています」。“談合の場”となっていた店がつぶれたということは、このような習慣が廃れてきたということになる。

 また、男性が女性に対して「女性は視野が狭い、感情的だ、長期的プランが立てられない」という指摘をすることが多い。これについては堀田さんは、「こういった男性の偏見がはびこっている。しかしこれは、男社会に女性を入れないためのエクスキューズになっているのです」と答える。「実は男にだって、感情的で、長期的プランを立てられない人はたくさんいる。男も女も同じ比率で欠点を持っている。しかし男は、自分たちのことを忘れて言っているんです。もともと偏見にとらわれているから、女性が少しでもそういう部分を見せると『それ見ろ』と金科玉条にしてしまうのです。男がこのような行いをしても個人の問題として片づけられるのに、女性の場合は1人でもそういう人がいると女性全般に広げて見られてしまうのです」

“男の偏見”に負けずに、淡々と実力を示す

 こうした男性の“偏見”に、どう対抗していったらいいのか。まず(女性は)、そういうスキを見せないようにすることだと堀田さんは指摘する。「女だから(男性の“場”に)入れないという社会は確かにありますが、そういう状況は減ってきています。女性は、淡々と実力を示すのが最も有効だと思います」。女性たちも仕事を通じて、視野の広い部分や長期計画が立てられるという面を示していけば、それが男性社会の中での偏見を解いていくようになるというわけだ。「例えば長期計画の立て方ですが、(物事を)長期的に考えようという意思があれば自然に身についていきます。プランを立てることの得意なボーイフレンドがいれば、その人から情報やノウハウをもらえばいい。こういう場合、自分に夫があっても気にすることはない。感情的になった時に自分を抑える方法も、訓練すればできるようになる。こうして自分の能力を高め、周りに示していけば、『彼女は特別だ』と思われるようになり、抜擢されるようになるのです」

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