女性社員のキャリアアップ支援に、積極的に取り組む企業が増えている。日産自動車の女性向け層別教育、東京電力の女性リーダー研修、ユニクロの女性店長研修などだ。
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中でもコンサルティング会社アクセンチュアの行った女性社員研修は非常にユニークだった。女性社員250人を対象にした研修は「Japan Women's Forum」と名づけられ、6月5日の午前9時半から夜11時までまる一日をかけて開催。この研修の総指揮を執ったのは、アクセンチュア官公庁本部エグゼクティブ・パートナーの本井稚恵さんである。
研修プログラムは、まず女性キャリア支援に関する同社の活動予定発表などに続き、早めのランチ。午後からはプロデューサー/プランナーであり、シングルマザーでもある残間里江子さんによる講演の後で、女性活用に注力する4企業によるプレゼンテーションと続いた。ここまでは、女性社員全員が対象となった。
今回プレゼンテーションをしたのは日産自動車、東京電力、日興コーディアル証券、リクルートで、それぞれの人事担当者やダイバーシティ推進担当者などがプレゼンテーターとなった。「産休・育休については当社独自の“母性保護休暇”などの制度も策定し、2007年度末には女性管理職5%を目標にしている(日産自動車)」「女性のリーダー研修を行い、女性管理職の増加を目指す(東京電力)」といった取り組みを発表した。
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グループディスカッションを通じて、出産・育児の情報交換を
夕方からは、約30人の女性管理職によるグループディスカッションが行われた。マネジャー、シニアマネジャーが約8人ずつ、母体保護、出産、育児をテーマに議論し、最後に発表する。母体保護とは、聞きなれない言葉だ。女性社員の中には「ハードワークが続いたため生理が数カ月止まってしまった。このままでは子供を産めない体になってしまうのでは…」という不安を持つ者もいる。こうした“妊娠前の体”をどうやっていたわるかということが、積極的に議論された。
今回の研修で特筆すべき点は、演奏会と夕食が含まれていたことだ。マネジャークラスの参加者は夜7時から赤坂のサントリーホールに移動し、ロシアで活躍する指揮者、西本智実さんの指揮によるチャイコフスキーの未完成交響曲「ジーズニ」のコンサートを堪能、その後はディナーのテーブルを囲んでの交歓会となった。
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