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成功する女性リーダーの条件(前編)

プロファイリングで分析する、ビジネスリーダーの特性

  • 武位 教子

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2006年7月7日(金)

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 ビジネスリーダー向けセミナーは数多いが、最近では女性リーダーをキーワードにした会が増えている。人材コンサルティング会社のキャリパージャパンは5月24日、港区・泉ガーデンギャラリーで、シンポジウム「女性リーダーを発掘せよ!」を開催した。シンポジウムの目玉は、女性リーダーのパーソナリティ調査の結果報告である。同社独自のデータ分析手法「キャリパープロファイル」により、女性リーダーと男性リーダーの行動特性の違いや、成功するリーダーの特徴が明らかになったという。会場には企業の人事、経営企画、ダイバーシティー推進担当者など約150人が集まり、活況を呈した。

 今、女性のトップリーダーがフォーカスされ、人事担当者が関心を寄せる理由は何か。企業の人事採用場面で、どのような新モデルが求められているのか。今回の調査の背景にあるビジネス社会の変化、個人や企業の価値観の転換などについて、キャリパージャパンのキャリア事業部長、野澤睦美さんに話を伺った。

 「キャリパープロファイルは、米国の行動心理学者ハーバート・グリーンバーグ博士が考案したものです。生命保険会社から、従業員の離職率改善のためのコンサルティングを依頼されたのがきっかけでした」と野澤さんは言う。「人間の深層心理と業務の関係や、成功しているトップセールスマンはどのような内的動機を持っているのかなどを、プロファイリングによって分析したのです」。米国キャリパー社は、グリーンバーグ博士が開発したこの人材評価ツールを基に、1961年に創立された。

 「プロファイリングは、独自のアンケートとインタビューによって人の行動の核になる内的動機を測定して、適性や潜在能力を抽出します」と野澤さん。内的動機とは「分かりやすくいうと、自分が喜んで思わずやってしまうこと、やって楽しいと感じることを言います」。その人の行動が、どんな動機や欲求からくるのかを分析することで、営業職、技術職など様々な業種の適職診断に応用できる。「内的動機をすんなり発揮できる仕事をしていれば、判断や行動スピードも早くなります。こうして企業で適材適所を実現すれば、組織全体で100~130%の成果を引き出すこともできると考えています」

プロスポーツ選手の育成ガイドにも利用

 キャリパーは米国を本拠地に、14カ国に拠点がある。年8万件以上の人材評価を実施し、過去45年間の人材評価実績は2万8000社、200万人超。日本では、キャリパージャパンが1999年に設立され、評価人数は3万人を数える。キャリパーはこうした蓄積データから、ビジネスリーダーのパーソナリティ、行動傾向、成果の関連性に注目し、新しい人材戦略モデルを研究する。「当社は、プロスポーツチームの人材評価も手がけます」と野澤さん。ロサンゼルス・レイカーズ(NBAプロバスケットボール)、ニューヨーク・メッツ(米大リーグ)など20チーム以上のコンサルティングを行う。プロチームでは、選手に求められる職務が明確に分かれ、各選手の能力・資質と監督の采配が勝因を握る。「サッカーの例で言えば、フォワードとミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーの内的動機はそれぞれ違います。役目が違えば、それに対する成功要因も違ってきます。プロスポーツの世界では、フィジカル面では選手みな同じ条件が揃っている。あと重要なのはメンタル面なのです」と野澤さんは言う。

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