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タケダ
 トップ企業が考える 「一流の能力」とは

  • 眞木 和俊

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2006年7月20日(木)

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解を求めるだけではなく、解法を求める

 武田薬品工業(以下 タケダ)(株価)の人材に対する伝統的な理念は、「どんどん社外で活躍できる人が残ってほしい」というものだ。一見相矛盾するこの理念の意味は、一流の能力のみを選りすぐる組織であることを象徴している。

 タケダにおける一流の能力とは何か? 秋元氏の言葉をお借りすると「問題の解を求めるだけではなく、いくつもの解法を考えつく思考能力」なのだそうだ。解は1つだけであっても、解にたどりつく方法は複数あるはず。その時は論理性のない単なる思いつきであったとしても、論理は後付けで構わないのだという。重要なことは、1つの筋道だけ説明できたからといって、安心してはならないという点だ。

 例えば、知財部員であれば、単に特許の報告書を作成するだけではなく、誰が読んでも理解できるようなわかりやすい解説をつけ、考えつく対策案を意見として記載しておくことが求められる。
 
 さらにマネジャークラスともなれば、マーケット動向の予測まで付加できて当然と扱われる。

 したがって、タケダにおける人材育成は、成長する側の自己責任が基本である。秋元氏も「優秀な人材には、彼らのやりたい仕事を用意するべきだ」と力説する。社員は自分自身で、“自分のやりたい仕事”や“納得できる仕事”と “ポジション”や“報酬条件”の掛け合わせで判断しているからだという。そうした状況を反映して、マネジャークラスでは専門職でも成果に応じた報酬体系が用意されている(図4)。


 ここまでご紹介してきた「MPDRAP」という戦略は、対等な各部門代表からなる「クロス・ファンクショナル・チーム」によって、経営課題を提案・解決する仕組みともいえよう。ここに参画することが、リーダーとしての条件であり、トレーニングの場でもあるのだ。

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