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上下関係でなく、チームとして動く

インタビュー:日本ハム社外取締役、早川祥子さん(後編)

2006年8月1日(火)

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 前編に引き続き、日本ハム社外取締役の早川祥子さんに、社内のコミュニケーションや女性活用について伺う。

 資生堂時代、管理職の経験も長かった早川さんだが、いつどのようなポストについたかに関しては、「実は、あまりよく覚えていないのよ。私、肩書きにあまり興味がないんですよ」と笑う。「それに私は、どこかの部署に行きたいと自分から希望したこともないんです。もちろん、あなたに合った部署に行かせてあげると言われたこともない。でもどこに行っても、自分なりに考えて新しい提案をしたり、チャレンジをしていましたね。与えられた部門で、自分に何ができるかを考えるのです」

 部下の指導法をお聞きすると「私、部下という言葉が好きじゃないんですよ」と早川さん。「自分では、後輩とかチームメートと呼んでいますね」。上下関係よりも、チームで仕事をするのだという意識が強いのだという。「もちろん、私が責任者として管理しなければいけないことはありますけどね。私はこう考えるけど、あなたはどう?と常に言っていましたし、皆で考えるようにしていました」。自分が任されたチームは何をしなければいけないか。その目的とビジョンをスタッフに明確に伝え、一緒に企画をしていくということだ。

 こうして57歳で資生堂を退職した後は、「ボランティアでもしよう」と考えていた早川さん。縁あって、当時の日本障害者雇用促進協会で1年数カ月仕事をした後、日本ハムから声がかかった。「食品のことはよく知らないが、自分に何ができるかやってみよう」と思い受諾。2003年3月から同社の顧問となり、6月から社外取締役となる。現在は、出張も含めると週の半分は出社していると言う。

女性管理職の少なさに驚く

 「日本ハムに来て一番驚いたのは、“男性色”があまりにも強いことでしたね」と早川さんは言う。「次長や部長以上の幹部が400人ほど集まる会に初めて出席した時、(男性のスーツの色で)会場が“真っ黒”だったのです。これはどうなっているのか、と思いました。その後あちこちの事務所を見せてもらうと、若い女性はけっこういるのに、キャリアを積んだ女性は少なかったのです」

 そこで2003年10月、早川さんは女性活用に関する提案を出す。また、「まずは女性たちに、働き方について話を聞こうと思いました」。20代後半~30代後半までの女性8人ほどに集まってもらい、話を聞いたが「どの人も『結婚したら会社を辞める』というのです。それも、辞めなさいと言われるわけでないのですが、代々そうなっているのだ、と…」。日本ハムでは転勤が多いという。推測だが、社内結婚が多く夫の転勤についていくために妻が退職するケースが多いのではないか。

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