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男の育児参加は風当たりが強いか

育児休暇を取った父親の体験談

  • 武位 教子

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2006年9月12日(火)

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 「ワークライフバランスに関して悩んでいるのは、実は男性です」と語るのは、人材派遣会社キャリアライズ社長の遠藤卓実さんだ。働く女性には、夫の理解や協力が必要。ところがある企業で社員の話を聞くと、噴出したのは夫たちの悩みだった。

 こんな男性がいた。「僕は妻のキャリア形成にもっと協力したいので、妻が忙しい時は自分が定時に帰って買い物し、食事の支度や子供の面倒を見ています」。ところが、職場の理解が全くない。社内の飲み会への出席を断ると、「つき合い悪いよな」と言われたり、「共働きは稼げていいなあ」「なぜ、そこまでして女房を働かせるの? お前の給料はそんなに安くないだろ」と嫌味を言われるのだ。

 「世間の風は、仕事をする妻よりも、妻に協力しようとする夫に対して冷たいのです」と遠藤さんは指摘する。育児休暇についても同様だ。「男は何となく取りづらい」という雰囲気が社内にあり、なかなか浸透しないのが男性の育児休暇取得。しかし中には「上司や同僚が、抵抗なく受け入れてくれた」「復帰する時も違和感はなかった」といった体験者もいる。

青学会館で開催された「ワーク・ライフ・バランス推進フォーラム特別シンポジウム」の様子(写真:花井 智子)

 8月12日、育児休暇を取った父親の体験を語る「第2期ワーク・ライフ・バランス推進フォーラム特別シンポジウム」が、青学会館で開催された。主催は、社団法人企業研究会。同会は、企業の経営研究と異業種交流の諸活動を展開する。ワークライフバランスと女性活躍推進に関する研究会「ワーク・ライフ・バランス推進フォーラム」は、2005年10月~2006年3月に第1期を終了し、現在は2期目。その特別企画として催されたのが今回のシンポジウムである。

 シンポジウムの目玉は「父親の育児参加について」という座談会だ。コンビ、資生堂、東京電力の3社から育児休暇を取った男性をパネラーに招き、リスカーレ・コンサルティング代表の湯本壬喜枝さんがファシリテーターとなって座談会が進められた。会場に集まった参加者は、製造、流通、金融、通信など70以上の企業の女性活躍推進担当者など約150人。30~40代の男女が半々で、結婚・出産・育児の該当世代ということもあり、質疑応答も活発に行われた。

 ファシリテーターの湯本さんは「厚生労働省『人口動態統計』」によれば、日本の出生率は韓国に次いで最も低い。出生率を上げるのに有効なのは、男性の育児参加です」と指摘する。また、「各国で比較した場合、男性の育児・家事の参加は日本は最低で週0.8時間(内閣府2006年版「男女協同参画白書」)。育児休暇取得率は、女性72%に対して男性は0.5%という現状です(厚生労働省「平成17年度女性雇用管理基本調査」)」という。

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