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第2回 お買い物男子

  • 深澤 真紀

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2006年9月22日(金)

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 日曜日の裏原宿を歩くと、買い物のためにやってくる「男子」たちの群れに出会います。

 彼らを「お買い物男子」と名付けます。

「“お”友達と“お”買い物に行きます」――「お買い物男子」の誕生

 「お買い物男子」はもちろん買い物好きの男子という意味ですが、もうひとつ、彼らが言葉のあたまにやたらと「お」を付けることも表しています。

 お仕事、お買い物、お誕生日、といった「お」付き言葉を、彼らは普通の会話の中で、丁寧語としてではなく「今日、ぼくお仕事なんだよね」「このあいだ、お買い物に行ってさ」などと使っています。

 「おまえ、ありえなくね?」「あいつ、ヤバくね?」と男子言葉を使う女子が増える一方で、男子は「お」を付ける言葉使いになってきているのです。

 たとえば男子芸能人たちも、若手から30代の中堅まで、自身のブログや雑誌のエッセイなどで、「今日もお仕事がんばりま~す」「このあいだ、友人とお買い物に行きましたっ!」などと、さかんに書いています。

 休みとなれば、彼らは男子だけでつるんでお買い物に出かけます。裏原宿だけでなく、日本中のショッピングスポットには、お買い物男子連れだらけ。いまやおしゃれ好き男子は1人で買い物になんか行かないものなのです。

自分や同性が楽しむおしゃれがしたい!――「お買い物男子」の生態

 そう、「お買い物男子」のポイントは、他人と一緒に買い物をするということ。これが何を意味するかといいますと、つまり、男子もやっと「同性に見せるためのファッション」を楽しめるようになったということなのです。

 女性の場合、おしゃれな人は異性ではなく同性から評価されます。異性受けするおしゃれは「モテる」かもしれませんが、自分が楽しむおしゃれとはちがうものです。

 「お買い物男子」は、自分や同性が楽しむおしゃれができるようになった男性たち。そんな彼らが求めているのは、同じおしゃれを楽しむ男子によるアドバイスであり、評価なのです。

 お互いのワードローブを把握している男子同士が、「このアウターにそれは合わないんじゃないかな?」「あのジャケットにこれならいいんじゃない?」と、コメントしあいながらお買い物に耽るわけです。

 また、彼らは自分の属するグループがイケているか、イケていないか、ということをとても気にします。

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