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宗一郎は本当に「天才型」「ひらめき」の経営者だったのか?

【本田宗一郎 生誕100年】『俺の考え』で読み解く思想とメッセージ(その2)

  • 木内 一朗

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2006年11月13日(月)

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 リーダー講座の本田宗一郎シリーズは1枚の図から始まります。

図1

 これは、本田宗一郎著の『俺の考え』をもとに、あなたと「見えない宗一郎」を見るために、(僕が)宗一郎になったつもりで描いた、彼の思考の流れを探る1枚の図である。

 図の中にある6つのキーワードは、今シリーズのガイド役である。

時間はすべての始まりである

 前回は2つのキーワード「時間」と「アイデア」を読み解いていった。おさらいまでに、どこまで宗一郎の思考の流れを追いかけてきたか、といえば、

・ 「時間」は絶対に同条件で、二度もらえる資源ではない。
・ 「時間」が同条件なら、頭一つ抜きん出るためには「アイデア」でその時間を膨らませるしかない。

 貴重で無常な資源である時間からスタートし、時間を有効に活用するという、ありがちなアプローチはいったんあっちにおいといて、宗一郎の思考は、「アイデア」に飛んだ。多くの人々が“時間の有効活用”を考える中、宗一郎は“アイデアが出る・出ないの勝負”に入っていった。“時間を稼ぐアイデアが出るかどうか”、ここが彼の視点だった。

「アイデア」を育み、促進させるものは何か?

 今回は、この流れをそのままフォローしていく。このアイデア勝負の戦場で、アイデアを育むもの、促進させるもの、障害となるもの、について話を展開していく。

あえて反対から考えてみる

 曖昧なものごとを見極める時、そのものから入らずに、思い切って逆を考えてみると、ものごとがはっきりすることがある。そこで今回は、まずアイデアを生み出す反対、アイデアを妨げるものからスタートしたい。『俺の考え』にはこんなフレーズがある。


1.“あいつがいるからまかせておけ”ということで、ほかの人はアイデアを出さなくなってしまう。


 つまり、「特別扱いはアイデアの邪魔者だ」という警告である。それこそ特別なエンジニアであった宗一郎としては、ちょっと意外だが、『俺の考え』を読めば、彼の言わんとするところは、すぐにつかむことができる。

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