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パネル討論「人を動かすリーダーシップを考える」

「ロールモデルはいらない」「男性にも多様性を」
企業の女性リーダーたちがワークスタイルを語る

  • 北湯口ゆかり

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2006年11月21日(火)

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パネルディスカッション


(写真左から)
●ファーストリテイリンググループ監査部リーダー兼ユニクロ女性キャリア推進室リーダー 田中 雅子さん
●マイクロソフトコーポレートマーケティング本部本部長 岡 知子さん
●日本ハム営業本部フードサービス事業部メニュー開発課課長 上田 聡子さん
●テンプスタッフ西日本営業本部本部長 青柳 ひとみさん
司会:日経BP 開発部プロデューサー 大塚 葉


 10月21日に東京ビッグサイトで開催された「NBonline Working Women's Forum 2006」の、パネルディスカッション「人を動かすリーダーシップ」をリポートする。

大塚: ディスカッションに先立ち、女性リーダーに関するアンケートを行った結果、女性リーダーが悩んでいる原因の第1位が「ロールモデル(お手本になる人)が社内にいないこと」となりました。パネリストの皆さんにはロールモデルはいらっしゃいますか。また、女性リーダーにロールモデルは必要でしょうか。

青柳: テンプスタッフは6割が女性ですが、管理職は圧倒的に男性で、部長職は残念ながら私1人。ただ社長が女性なので、社長がロールモデルになるかもしれません。でも私は、近くにロールモデルがいなくても悩まない方法はあると思っています。

上田: 日本ハムでも女性管理職は4~5名なので、女性に限定するとロールモデルは見つけづらいです。誰かをお手本にしたいという気持ちは、皆持っていますよね。ただ、そういう人が近くにいない場合も多い。そこで私は、キャリアに関して見習いたい人を、男性の中からも見つけるようにしています。

岡: マイクロソフトは外資系で女性登用が進んでいますが、それでも女性管理職はわずかです。ただ私は、ロールモデルはいなくてもいいと思います。自分が理想とする姿を完璧に体現している人は、世の中にそんなにいないはず。理想像を無理に探すのではなく、男女問わず様々な人から良いところを吸収して自分の糧にしてはどうでしょう。逆に、見習いたくないところは反面教師にする。多くの人から少しずつ学び取れば、ロールモデルというかっちりとしたものがなくてもいいのではないでしょうか。

田中: ユニクロを展開しているファーストリテイリングも、企業イメージの割には女性管理職は少ないです。また若い会社なので、社内にはロールモデルはいないです。でも「ロールモデルがいないから仕事ができない」というのは、言い訳だと感じます。ロールモデルがいなくても、社内でうまくやっていく方法やコツなどを自分なりに見つけようと、試行錯誤すればいいのではないでしょうか。

大塚: アンケート回答者には男性もいるので、「女性が悩む原因は、お手本がいないからではないか」と感じているのかもしれません。しかし、女性としては必ずしもロールモデルにこだわらず、自分らしく働けばいいということですね。

家事は「手抜き」と「夫の教育」で切り抜ける

司会:日経BP 開発部プロデューサー 大塚 葉 (写真:鈴木 愛子、以下同)
司会:日経BP 開発部プロデューサー 大塚 葉 (写真:鈴木 愛子、以下同)

大塚: では、女性リーダーの悩みの原因の第2位「育児・家事と仕事の両立」ですが、お子さんをお持ちの青柳さん、上田さんは、両立のために工夫していることはありますか?

青柳: 小学3年と6歳の子供がいますが、両立のコツは「ながら」です。短時間のうちに多くのことを平行して行い、家事も「できるだけ手早く」片付けます。しんどいのは、睡眠不足。夜は遅くに仕事から帰り、家事と翌日の準備。保育園の連絡帳を書く時も、ミミズのはったような字だったり…(笑)。

上田: 上が小学1年、下が年少ですが、時間の制約があるのが、一番の負担です。保育園や学童保育のお迎えのほかに、子供が急に熱を出した時の対応など、想定外のことが起こりますから。ただ、だからこそ効率よく物事を進めるように考えるクセが、自然に身につきました。ベビーシッターや家事代行を頼んだり、買い物は生協の個人宅配を利用するなど、手を抜けるところは抜き、お金で解決できることはお金で解決して、ともかく周りの人の協力をあおぐ。会社の人々も応援してくれますし、夫や実家の母、保育園のお母さんや友達には、お世話になっています。育児と仕事の両立は、意外になんとかなるものですよ。未体験のうちは不安でしょうが、思わぬところでサポーターが現れたりするので、子育ては「まずはやってみましょう」と言いたいです。

大塚: 「案ずるより生むが易し」ですね。ところで皆さんのご夫君は、積極的に子育てや家事を手伝ってくれますか。どうやって、夫を「教育」しましたか。

上田: 夫が手伝ってくれないと、この生活は成立しません。(夫に家事をしてもらうための教育は)結婚して子供がいない時が勝負です。新婚で“ラブラブ”の時は、「彼のためにいろいろやってあげたい」と思いがち。でも、お互いに愛がある時こそ心を鬼にして、(家事をしてもらうよう)夫をうまく導くんです。

青柳: 私は好きな人と付き合う段階から、相手の結婚観や仕事感をチェックしていました。この人は、女性が働くことにどの程度理解があるかしら、とか。私にとって、自分の人生から仕事と子育てはどうしても外せなかったので、両面でお互いにサポートし合えるパートナーを探すため、男性と接する時もそういう目で見ていました。

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