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楽天・三木谷会長が太鼓判
「女性リーダーは、イケる」

「女性は粘り強く、決断も早い」と社内の女性活用を語る

2006年12月5日(火)

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 11月1日、「リーダーシップ111」によるシンポジウム「IT新時代がもたらすこれからのネット社会とは?~ITリーダーから女性リーダーへのメッセージ~」が、東京・大手町の経団連会館で開催された。

 「リーダーシップ111」とは、各界で活躍する女性リーダーによるネットワークで、大臣や知事なども輩出している(「真の女性リーダーには品格が必要」)。年1回のシンポジウムは、この会の活動の1つだ。今年のシンポジウムには207名が参加し、終演後には交流会も開かれた。

 この日のパネリストは、楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史さんと、フューチャーシステムコンサルティング代表取締役会長兼社長の金丸恭文さん。司会進行は「リーダーシップ111」の今年の代表で、昭和女子大学副学長の坂東眞理子さんが務めた。

シンポジウムIT新時代がもたらすこれから


(写真左から)
●昭和女子大学副学長 坂東 眞理子さん
●楽天代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史さん
●フューチャーシステムコンサルティング代表取締役会長兼社長 金丸 恭文さん


 三木谷さんは1万8000店舗、2000万アイテムを取り揃えるインターネットショッピングモール「楽天市場」のほか、ネット上の証券会社や旅行代理店など、多角的なビジネスを手がける。2004年にはプロ野球新規参入を果たし、楽天野球団の取締役オーナーに就任して話題を呼んだ。一方、金丸さんは財務・会計システム会社などを経て、1989年にフューチャーシステムコンサルティングを設立。セブン・イレブンのシステム開発を手がけるなど、ビジネスのデジタルネットワーク化に取り組む。

 まずは司会の坂東さんが、金丸さんと三木谷さんにIT(情報技術)企業やネットビジネスの特徴について質問した。金丸さんは「ネットビジネスの世界は、変化が激しい。だからスピーディーさが求められ、俊敏な方が勝負を制します。また時期尚早という時に、次の機会が来るのを待てる忍耐力もいりますね。付和雷同はダメです」と指摘する。三木谷さんも「新しいテクノロジーやサービスがどんどん出てくるので、それらに次々に対応する必要があります」と回答した。

昭和女子大学副学長 坂東眞理子さん (写真:皆木 優子、以下同)
昭和女子大学副学長 坂東眞理子さん (写真:皆木 優子、以下同)

 「ITが苦手」と自称する坂東さんは、ネットショッピングもあまりしないとのこと。これに対し三木谷さんは「ネット販売の最大の利点は、マニアックな商品も売れるということ。消費者にとっては、自分だけの商品を見つける喜びがあるのです」とネットショッピングの醍醐味を紹介。売る側にとっても、メリットがある。小さな店舗でも販路拡大の可能性があるからだ。金丸さんも、「ネットの世界は、利用した人が勝者です。いまや、消費者にコンピューターという武器が渡されたと言っていい」と答え、「その点、企業はもっと変革していかないと、消費者に追いつけずに崩壊します」と警鐘を鳴らす。

 個人、そして消費者が中心になる社会では、リーダーシップの形も変わっていくのだろうか。「これまでの日本型リーダーは、お神輿の上に座って、部下がそれを担いで働くというタイプが多かったように思いますが」と坂東さんが投げかけると、「確かに自分も、大まかなところは部下に任せているが、経営者としての戦略については24時間考え続けている」と三木谷さんは答える。

 リーダーが全権を掌握しすぎず、部下に少しずつ責任を与えていくやり方もある。「小さいことから部下に任せてみるようにしています」と三木谷さんは言う。「例えば弊社には代行制度があり、部長代行を3カ月やらせてみたりしている。チャンスは皆に均等に与え、その中で適切な人を昇進させるのです。だから、弊社には基本的に『年功序列』はありません。若くてもポテンシャルのある人を引き上げる方法を、いつも考えています」

 このような「21世紀型リーダー」が求められる中、IT時代に女性たちはリーダーとして能力を発揮することはできるのか。坂東さんがこう問うと、2人は「消費のマーケットを引っ張っているのは女性。もっと活躍してほしい」と声を揃えた。

 ITと女性の親和性については、「コンピューターは女性に向いていると思う」と指摘する金丸さん。「日本では少ないですが、インドやアメリカでは女性技術者も多い。プログラムはたった1行のミスが致命的エラーにつながるので、プログラミングには緻密性や着実な前進が必要ですが、この点でも女性が向いているのです」と言う。

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