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第12回 ニュアンス男子
~一直線に進まない、単純に上を目指さない、上司泣かせ

  • 深澤 真紀

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2006年12月8日(金)

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U35男子はオダジョーとジョニー・デップが好き

 U35男子の好きな俳優で、かならず名前が挙がる存在は、日本ではオダギリジョー、ハリウッドではジョニー・デップでしょう。

 オダギリジョー(以下、オダジョー)は1976年生まれ、カリフォルニア州立大学に在籍したのち、帰国後に俳優になり、2000年に「仮面ライダークウガ」の主人公に抜擢され、イケメンライダーの走りになりました。

 その後、ドラマなどを経て、現在は「アカルイミライ」「血と骨」など映画を中心に演技派俳優として活躍するほか、ミュージシャンとしても活動、また映画監督も手がけていきたいようです。ライフカードの「つづく~!」のコマーシャルも、とても印象的です。

 一方、ジョニー・デップは、1963年生まれの米国人。最初に注目された1990年の映画「シザーハンズ」で彼は、ハサミの手(シザーハンズ)をもつ人造人間が少女に恋するというむずかしい役を演じました。

 しかしその後しばらく注目されず、再度話題になったのは、2003年の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊ジャック・スパロウを演じてでした。

 そして彼もまた、俳優以外に、映画監督、ミュージシャンとして活動しています。

陰影や濃淡の理由は「分かりにくさ」

 彼ら2人の特徴は分かりにくさ。言い換えれば、「ニュアンス」があるということ。

 彼らは、日本でいえばキムタク、ハリウッドでいうならトム・クルーズのような、誰にも分かりやすいタイプのハンサムではありません。

 俳優として、自分の納得のいく作品を選び、むずかしい役や個性的な役に抜擢され、さらに、音楽や監督も手がける。

 ファッションも個性的で、その人独自の世界観があり、しかも、ユーモアやウィットにも富んでいる。

 これがU35男子が憧れる「ニュアンス男子」なのです。

 ニュアンスとは、そもそもフランス語で、「色・音・調子・意味・感情などの微細な差異。陰影。濃淡。」(広辞苑より)という意味。

 分かりやすいはっきりしたイメージではなく、陰影や濃淡のある存在が、ニュアンス男子なのです。

 そんなニュアンス男子は、男子だけではなく、女子にもとてもモテます。

 オダジョーもジョニー・デップも、そういう存在です。

 オダジョーは、仮面ライダーだった過去も別にかくすつもりもなく、シリアスな映画で定評を得ても、CMでコミカルな役も演じています。

 例えば、彼が世界進出をしても、本人はそれを「ゴール」とは捉えない、そんなイメージがあります。

 ジョニー・デップも「パイレーツ・オブ・カリビアン」で成功して、どんな役でも選べそうなのに、あえて「チャーリーとチョコレート工場」などでコメディタッチの役を選んだりします。

 彼らニュアンス男子は、単純な右上がりの成功を目指していません。

 自分の納得のいく道を、ジグザグと回り道をしていくのが、ニュアンス男子的な生き方なのです。

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