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差異と変化が新しいワークスタイルをつくる

2006年12月28日(木)

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 読者のほとんどが男性というこのウェブサイトで「女と仕事」というテーマを掲載することに、違和感を感じる方もいるかもしれません。「自分は男だから、関係ない」と思いますか? あるいは「仕事に男も女もないのではないか」と思うでしょうか?

 しかし男性と同様、働く女性たちは、自分と仕事の関わりについて常に考え続けています。女性という切り口で仕事を考察することが、ひいては男性の働き方にも影響するのではないかと私は考えています。

 「Working Womanキャリアセレブ塾」のコーナーでは、働く女性たち、特に女性リーダーのための情報を掲載してきました。これまでの記事の中から「女と仕事」に関するキーワードを挙げながら、2007年の男女のワークスタイルについて考えていきたいと思います。

 

「女性活用推進」をどう思うか

 多くの企業が、女性活用推進を掲げ始めています。中心になる考え方の1つは、ダイバーシティー(多様性)。米国では、白人男性中心の経営が企業の硬直化につながるという観点から、職場での黒人や女性、ヒスパニック、障害のある人などのマイノリティーの活用を進め、企業の活性化を図っています。日本でのダイバーシティーマネジメントは、今のところ主に女性を対象にし、女性管理職数の増加施策などが進められています。このサイトでも各社の事例を紹介してきました。

 女性活用推進はまた、少子化施策とともに語られます。出生率減少に歯止めをかける方策として、企業内での育児休暇制度などを充実させ、「女性が働きやすい仕事環境をつくる」というものです。出生率低下の一因に、女性が仕事を続けるために結婚や出産の時期を遅らせたり諦めたりしていることがあるのでは、という考え方が、これらの施策のもとになっています。

 女性活用推進は、推奨されるべきものでしょう。しかし、異議を唱える声がないわけでもありません。こうしたアファーマティブ・アクション(差別を解消するため、特定の人々に優遇措置を行うこと)が、「逆差別」と認識されることもあるのです。

 「女性のためのものは多いよな。女性専用ネットワーク、女性専用クラブもあれば女性専用車両もある。職業を持った女性のための特別利益団体まであるからね。でも僕が男性専用のクラブにでも属そうものなら、女性から性差別主義者だと反動者扱いされるだろう」(『男と女のすれ違いはすべての言葉で起こっている』、バーバラ・アニス/ジュリー・バーロウ、主婦の友社)

 女性にとっては「これまで女性が差別されてきたことへの打開策」でも、男性からは差別と受け取られることもあるでしょう。

 女性でさえ、急激な女性活用推進策に疑問を持つ人もいます。「20年前とは、手のひらを返したように違う企業の態度に怒りを感じる。あの時私は、管理職を(あるいは子供を)諦めて仕事を続けてきたのに…」。育児休暇などの措置についても、「自分には必要ない」という女性もいるようです(楽天・三木谷会長が太鼓判「女性リーダーは、イケる」) 。

 ワーキングマザーも、考え方は一様ではありません。「子供を目の届くところに置いて仕事をしたいから、会社に託児所が欲しい」という人もいれば、「子供がそばにいると集中できない。公私は分けたいので、仕事中は子供を別の場所に預けたい」という母親もいます。

 すべての男性、そして女性が納得のいく「女性活用推進」とはどのような形で行われるべきなのでしょうか。これが1つ目の問題です。

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